メルヘヴン、心の底から誤った鑑賞法
〜こんな展開だったらイヤだ〜
「あ、アルヴィスく〜〜〜んvv」
「オメー何だよファントム!! 勝手にアルヴィスに抱きついてんじゃねえ!! アルヴィスは俺のだ!!」
「そーですよファントム!! 残念ながら彼と僕らとは敵同士。悲しいですがここは涙を呑んで別れを」
「そうそうv その分わたしが慰めてあ・げ・るvv
だからこっちに行きましょうね〜vv」
「ああっ!! 僕とアルヴィスくんの仲を引き裂こうなんてロランもキャンディスもなんて酷いんだ!!
アルヴィスくん!! アルヴィスくん!! アルヴィスく〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!」
ずりずりずりずりずりずり・・・・・・
「よっし邪魔モンが片付いた。
んじゃアルヴィスは俺の〜・・・vv」
「はーいギンたんも。あんまりひっついてるとアルヴィスに迷惑でしょ?
こっち行って遊びましょ〜ね〜vv」
「って言いながらなんでアーム発動させてんだよ!! おいドロシー!!
アルヴィスー!! アルヴィスー!! ア〜ル〜ヴィ〜ス〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
ビュゥゥゥゥゥ―――パシンッ。
しーーーん・・・・・・。
「・・・・・・・・・・・・実はアルちゃん、ちょっと今サミシーやろ?」
「別に?」
・ ・ ・ ・ ・
戯れる彼らを、今日もアッシュは窓枠に肘をかけ眺めていた。
フードと足を揺らし、歌うように笑う。
「今日もみんな可愛いな〜vv」
「アッシュ。
お前の感性おかしいぞ?」
後ろを通り過ぎたペタがそんな事を言っていた。
―――Fin
―――さてアッシュ。声は小西さんなのですが、あの口調といいあの喋り方といいあの性格といい。どうも鳥海さんというかテニプリの千石に見えてきてたまらないのですが・・・・・・。可愛い子が大好きだと言い張るかの14歳児のおかげで、アッシュの好きな『子ども』の基準が一体どこにあるのか完全に不明です。
とりあえず44話を見て、アルヴィスが『子ども』に分類されていた事には激しく驚きました。そっかなるほど・・・。ギンタくらいの息子がいれば確かにアルも子どもか・・・。
という事で? アッシュ曰くの『子ども』は精神的なものを含めて、といったラインにさせて頂きました。なのでファントム・ロラン・キャンディスも入れてみたり。
2006.2.1