メルヘヴン、心の底から誤った鑑賞法
〜こんな展開だったらイヤだ〜





 



 ジャック
vsヴィーザルは、互いに一歩も譲らぬ白熱した試合を見せていた。
 前略ヴィーザルが巨木ユグドラシルから発生させた蛇スネーキーボウを、ジャックの食虫植物メヒィトスが噛み千切る(爬虫類以前に同じ植物だけど)。
 さらに前進させたメヒィトスでヴィーザルに王手をかけ・・・
 なんとここでヴィーザルが自らその口の中に飛び込んだ!
 投身自殺にも思えるその無謀行為。息を呑むジャックの目には、
 ―――信じられない光景が飛び込んで来た。
 メヒィトスが枯れていく。
 1匹の木鳥を従えヴィーザルが出てきた。何とこのアーム“ブライディングバード”は全ての植物を枯らすらしい。
 つまり・・・・・・





 「ワシのユグドラシルが枯れてゆく〜〜〜〜〜〜・・・・・・!!!!!!」





 頭の木と連動し枯れていく巨木を見ながら・・・ついでにそこから落ちながら、
 ジャックが思うのはただ1つだった。





 (父ちゃん・・・。コレ相手に負けたッスか・・・・・・・・・・・・?)



―――Fin

 









 ―――全ての植物を枯らすブライディングバード。あそこ(メヒィトスの口の中)で発動すれば、まず最初に枯れるのはじーちゃんの頭だと思うんですが・・・。まあ敵の植物限定みたいですし、さすがにそういう事はないデスか・・・・・・。

2006.8.6