寒気が、する・・・・
―駆け抜ける一降りの雨―
何故だろう?
この頃酷く寒気がするのは
気にしないほうがいいのは思うのだが・・・・
「アッルヴィッスくぅ〜〜〜んvVV」
・・・・・気にしない×2
「酷いよアルヴィス君!無視しないで!!」
ぎゅっと服越しに温かい感触
まさか・・・・・・まさかまさかまさか・・・・・;;;
「ファン・・・トム?」
「あったり〜!流石だねアルヴィス君!惚れなおしたよ」
いや、別に直さなくてもいいから・・・・・
「ど・う・し・て!!お前がここに居る!!」
ベリベリとファントムを剥がし、お得意の尋問をキレ気味に言うと・・・
「ボクが君に会うのに理由がいるかい?」
なんか要らないポーズを決めながら言うファントム。それは敢えてスルーした
そしたら隅っこで凹むファントムが見える。これもスルー
「っ!こんな事じゃボクはめげないよ!アルヴィス君〜v」
勝手に復活したファントムは意気揚揚と襲いかかろうとする
「やめろって!」
べちん!
「へぶぅんっ!!」
情けない声を出して沈むファントム。平手ガードは効果抜群のようだ
オレに構ったって何もいいことないのにな・・・・
終いには体育座りで頭からキノコを生やすファントム
もう体全体で「もうダメだ」雰囲気を醸し出している
まったく・・・これじゃどっちが
「大人か子供か・・・・分からないじゃないか」
小さく呟いてファントムの頭を撫でようとする
ファントム、知ってるか?お前はオレに変化をもたらす
それは雨のような、後で綺麗な心になれる・・・一降りの、雨
write 白夜灯霧様
という事で、今回もまた遠慮の欠片もなく頂いてきましたv 白夜様、ありがとうございました。
ファントムがあ! ファントムがああああ!!! アルに完全にスルーされている姿を想像するとひたすらに笑えます。そりゃそんな姿を見せられたら、最後にはアルも手を差し伸べてしまいますよね。か〜わい〜いな〜vv
白夜様の運営される素敵なサイト『微吟』は、リンクよりどうぞ。ファンアル中心で、CPも内容も様々なアル受け話などがあります。