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周吾:「お父さん! はい、ケーキ」
跡部:「おお。ありがてえ・・・んだがな」
周吾:「ん?」
跡部:「先に1つ確認させろ。
こりゃ一体誰が作ったんだ?」
周吾:「・・・・・・」
跡部:「・・・・・・・・・・・・おい」
周吾:「(ぽん)
ああ、安心して。お父さんの分は全部僕が作ったよ」
跡部:「(それで一体何を安心しろってんだ・・・?)」
周吾:「何―――」
跡部:「―――も言ってねえ。ありがとよ、周」
周吾:「うん!!」
去りゆく周吾の背後で、
跡部:「ぐっ・・・・・・!!」
跡部が一声遺してこの世から去った。
リョーマ:「・・・アンタほんとに凄いね。よくそこまで結果見え見えなのにやるね」
跡部:「なんつーかな、もう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・慣れた」
リョーマ:「・・・・・・・・・・・・。
アンタには負けるよ」
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