佐伯虎次郎14歳。家族:父・母・自分 ・・・・・・ + 双子の姉
家族選択の不自由
始まったJr.選抜合宿。そして行われる班分け。
すぐさま練習開始だが、やはり最初はウォーミングアップ兼互いへの挨拶だろう。
「裕太〜vv 一緒の班になれたね〜vvv」
「うげっ・・・。兄貴・・・・・・」
「んふっ。不二君。僕の事をもちろんお忘れでは―――」
「裕太〜〜〜〜〜〜vvvvvv」
「だーーーーー!!! だから抱きつくんじゃねえ!!」
「聞きなさい人の話は!!」
「ははっ。相変わらず仲いいなあ不二兄弟は」
「サエ!」
「やっ。不二に裕太君も」
「お久しぶりです佐伯さん。
・・・・・・って俺と兄貴はそんなんじゃありません!!」
「そんな恥ずかしがらずにv」
「何だ? 随分盛り上がってるようだな」
「あ、聞いてよ〜vv 裕太と一緒の班になっちゃったよ僕〜〜〜vvvvvv」
「それは見ればわかる」
「だから僕すっごく嬉しくてvvvvvvvvvvvv」
「・・・・・・・・・・・・確かに花が飛んでいるな」
「よかったね、不二」
「うんvv」
そんな、ワケのわからない挨拶を交わしながら―――
(あれ・・・・・・?)
裕太はそこに、微かな違和感を覚えていた。
× × × × ×
打って変わってこちらは華村班。ミーティングを終え場所移動、コートのそばを通り過ぎる。
最後尾からのんびりとついていっていた跡部(人に導かれて歩くのは好きではないため)。丁度練習―――というか試合中の榊班一同を何気ない様子で見やり・・・・・・
だがしゃあっ!!
「ど、どうしたの跡部君!?」
「どないした跡部!? コントでも普通あらへん壮大なコケ方しおって!?」
「いろんな意味で大丈夫か・・・?」
などなど口々に勝手な事を言われつつ、跡部はゆっくりと身を起こした。ぱたぱたとついて埃を払い、
「いえ・・・。何でもありません・・・・・・」
「そ、そう・・・・・・?」
なおも心配げな視線を送りつつも、とりあえず本人が『何でもない』と言い張るのならどうしようもない。首を傾げ、華村は再びトレーニング室へと歩き出した。やはり気になりつつも渋々歩き出す一同。そして・・・
「(ホンマ、どないしたん? 跡部)」
今だ動き出そうとしない跡部に、忍足が小声で呼びかける。本人は胡乱げな眼差しでコートを見るだけで―――と。
「(あれ、見てみろ・・・・・・)」
指差された方を素直に見る。もちろんそこはコートで、
「(試合、やなあ。不二・佐伯対乾・柳かあ。さしずめ『幼馴染み対決』っちゅートコやな。
―――なん? お前加われんのが悔しいん?)」
「(誰がだ!! じゃねえよ。アレだ。『佐伯』の方、よく見てみろ)」
「(佐伯か?)」
言われ、さらによく見てみる。見てみて、
「(何や。1人こてんぱんにやられとるゆう感じやな。あ、不二に助けられとる。ええコンビやなあ)」
「だから! よ〜〜〜〜〜〜く見てみろっつってんだろ!?」
小声も忘れ佐伯をびしりと指す跡部。さすがにそのよく通る声に、榊班・華村班両方が気付く。
跡部と自分に注目が集まる中、忍足は首を傾げつつもよ〜〜〜〜〜〜く見てみて・・・・・・、
――――――15秒後、ざっと血の気を引かせた。
「な、なあ・・・。アレ、まさか思うんやけど・・・・・・」
引きつった笑みで、震える声で呟くと、ますます注目が集まる。その中で、
俯いた状態で跡部がずがずがコートへと入っていく。さすがに試合をしていた4人も振り返る。もちろんそこには渦中の人物もまた―――
どがっ!!
「痛てっ!!」
―――振り返る前に、跡部は後頭部を思い切り蹴り飛ばしていた。
前につんのめる佐伯。しかしさすがいつもこの程度慣れているだけある。よろけたのは一瞬で、即座に振り向いてきた。
「何すんだよ跡部!!」
「そりゃこっちの台詞だ!! 何やってやがるてめぇは!!」
詰め寄る佐伯に間髪入れずに返す。襟を両手で掴み、
「何でてめぇがンなトコいやがるしかもしゃあしゃあと!!!」
『はあ・・・・・・?』
ワケがわからないのは周りだった。なんでここに佐伯がいるのか。そんなの・・・
「俺だってJr.選抜合宿のメンバーに選ばれたからだろ?」
がくがくと首を振られながらも佐伯が答える。ああ全くその通りだ何を言ってるんだ跡部・・・と思う周りではあったが、
「てめぇは選ばれてねえよ問答無用で!! 何紛らわしい事やってやがる!! さっさとそのざーとらしい男口調止めやがれ!!」
言いながら、跡部の手が佐伯の頭へと伸びた。殴るのではない。髪を掴んで―――
ずるっ!
「ぁいったあっ!!!」
『は・・・・・・?』
叫び声を上げる佐伯の声は、先ほどまでのバスとテノール足して2で割った程度の低音ではなかった。
そして・・・
『なっ・・・・・・!!??』
跡部の手に握られた銀髪のカツラ。その下から現れたのは―――
―――腰まで届く、金髪のロングヘアだった。
「何、だ・・・?」
「これは・・・一体・・・・・・」
呆然とする一同の中で、
「真斗姉!!?」
裕太がそんな驚きの声を上げていた。
「え・・・?」
「裕太君・・・。『彼女』を知っているのですか・・・・・・?」
観月の質問。そう、そこにいる『佐伯』は・・・
――――――誰がどう見ても男ではなく少女だった。
「あ、えっと・・・・・・」
言っていいのかどうか、裕太の視線が泳ぐ。が、
「あ、裕太久しぶり〜。周・景共々元気そうで何より!」
「やあ真斗。君も元気そうで何よりだよ」
「明らかに『元気さ』有り余ってるみてえだけどな・・・・・・」
襟首掴まれたままにこやかに手を振ってくる少女・真斗。話題を振られた不二も手を振り返し、掴んだまま跡部はげんなりとため息をついていた。
どうやら普通に言っていいらしい。
「えっと・・・・・・。
彼女は佐伯真斗さんって言って―――」
「む・・・? つまりそれは―――」
「ええ。
―――佐伯さんの双子のお姉さんです」
『何ぃぃぃぃぃ!!!???』
初めて知らされた事実―――というかどちらかというと本人ではないと気付かず今日今までずっと練習していたのかという事に対する驚きが広がる。華村班もまた然り。
その中で、
(ああ、なるほどな・・・)
今更ながらにしみじみと思う。やっとわかった。先ほどの違和感の正体。
(目線の高さ、か・・・・・・)
裕太=170cm。佐伯(本人)=174cm。少し前練習試合で会った時は、話す度僅かながら上を向いていたのだ。
対して真斗。女性としては高いだろうがそれにしても恐らく自分と同じ170cm程度。まっすぐ見ていたから不思議だったのだ。ちょっとの動作だし、別に互いに直立不動だったわけでもないからてっきり佐伯が腰をかがめていたのかと思ったが、どうやら違ったらしい。しかも彼女と一緒にいた兄・不二はさらに低い167cm。上下関係が変わらない以上、その差が3cmだろうが7cmだろうがあまり気にならないものだ。さらに幸か不幸か、榊班には他に佐伯と身長比較のし易い六角メンバーや、早い話彼女の存在を知る者がいなかった。
つまり―――
―――こちらも幼馴染みとして彼女も佐伯も良く知る裕太ですら、その程度にしか気付けなかった。他の者がわかるわけもない。
「くっ!! この私の完璧な変装を見破るなんて!!
生意気よ!! アンタ!!」
「どーいう理屈だ!! 大体その平らな胸はともかく剥き出しの肩はどう見ても男のモンじゃねーだろーが!! しかもあからさまにラケットの持ち方間違ってんだろーが!! 球さっきっからブレてんぞ!! そもそもコケた俺見て即座にビビった時点で何か隠し事してる証拠じゃねえか!!」
「平らな胸に関しては突っ込むな!! サラシ巻いてんのよ!!!」
「へっ。どーだかなあ。身長に見合わず発育不良なんじゃねえのか? ああ?」
「うるさーーーい!!!」
がすっ!
気合一発、放たれた回し蹴りを―――
―――顔の高さに上げた片腕であっさり止め、跡部はさらに皮肉げに唇を吊り上げた。
余裕綽々鼻で笑う。
「言う事思いつかないから暴力に出た、か? 肯定の証じゃねえの」
「ぐっ・・・・・・!!!」
詰まり―――
真斗は歯軋りをした後、視線と共に話題も逸らした。
「大体ねえ!! 確かにラケット左手に持ったのなんて今日でまだ3回目だから何か違うな〜ってちょっと思うところあったけど!!
その言い方じゃまるで私がド素人みたいじゃない!!」
「そう見られたくなかったらそもそも佐伯の真似なんかしてんじゃねえ!! 第一問題で佐伯どうした!?」
「食中毒で現在病院送りになってるわよ!! だから優しいお姉さまとしては可愛い弟のせっかくのチャンス潰すのも可愛そうだな、って思ってわざわざ変装までしてこんな場所来てあげたんじゃない!! 周だってあっさりスルーしてくれたんだからアンタだって思いやりってモンがあるんだったら気付かなかったフリ位しなさいよ!!!」
「ほおおおおお・・・・・・」
真斗のわけのわからない理屈に―――
―――頷いた(?)のは跡部ではなかった。
ざざざざざっと顔色を引かせる真斗。その他全員もゆっくりと声のした方―――彼女の後ろに顔を向け・・・
どがしぃっ!!!
「最近ではスイカに下剤砕いてばら撒いて食わせるのを『食中毒』って言うのか。初めて知ったよ」
「コジコジ!?」
『佐伯!?』
真斗を再び蹴り飛ばし、その後ろに立つのは今度こそ正真正銘(だと思われる)佐伯本人だった。真夏の太陽の下に燦然と輝く銀髪と笑顔が眩しい。
姉の襟を片手でねじ上げ、彼女と同じ顔でさらに薄く微笑む。
「残念だったなあ真斗。あっさり『退院』しちまって」
「な、なんでアンタここにしかも平然と!? 1週間は絶対安静になる分量仕込んどいたのに!!」
「先に『塩』かけとくなんてあからさまに怪しいサービスやられれば怪しがって当然だろ? そこらにいた犬に先食わせた」
「・・・・・・っててめぇもてめぇで動物実験やんなよ・・・・・・」
跡部の突っ込みをさらりとかわし、
「そしたらいきなり倒れたからとりあえず動物『病院』の方に連れて行ったんだけどな。んで、大した事ないって言うし病院の方に任せてこっち来たんだけど・・・・・・」
にっこりと笑う。
「で? お前一体何やってんだ?」
「ぐ・・・・・・」
ぼたぼたぼたっ・・・と大粒の汗を流す真斗。視線を逸らし、悩むこと暫し・・・・・・・・・・・・。
ぽんと手を打った。
笑って、言う。
「なんかアンタ達みたいな弱小軍団が選抜メンバー候補なんかに選ばれちゃった時点で日米交流試合は日本お先真っ暗みたいだからその手助けを――――――」
どすばすごすごすごすっ!!!!!!
× × × × ×
「さってこの馬鹿は千葉といわずドイツに強制送還しとくとして」
「ああ、だったらこれに詰めて宅配便にしておばさんの所に送った方がいんじゃん? そっちの方が宅配代だけで済むし」
「それもそうだな」
動かなくなった真斗を見下ろし、必殺仕事人の如くどこから取り出したのかガットを手の間できぃぃぃぃっと伸ばしていく跡部。こちらもどこから取り寄せたのか(恐らく食堂からだろうが)手際よくダンボールを組み立てていく佐伯。
彼らが完全に本気だと悟り必死に止めようとする周りは他所に、
「そういえば兄貴、ほんと〜に真斗姉の事気付いてたのか?」
「ああ。最初はわからなかったけどね。でも観月に対して普通のリアクションしかしないから、これはサエじゃないなって思っただけ。まあ・・・」
裕太の質問に答える不二。なぜかここで苦笑して、
「それはそれでわざとだろうけどね」
「つまり?」
「わざと全員にむやみな愛想振り撒いて遊んでたんだよ。みんなが怪しむように。
―――まあ、ぱっと見て即座に気付いた跡部のおかげで計画台無しになったみたいだけど」
「つーことは・・・・・・」
「真斗の本音はただのからかいだろうね、間違いなく。昔からよくやってるし」
「え・・・・・・?」
「裕太はあんまり知らないかな? 真斗、帰ってくる度に1回はサエの真似して周り混乱させてるから」
「・・・・・・・・・・・・」
「さっき『左手でラケット持つのは3回目』って言ってたでしょ? さすがにテニスやると違いがバレやすいからその程度しかやってないみたいだけど、氷帝にも六角にも何回か行ってるみたいだし」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「でも・・・・・・今回は特に手が込んでたね。僕まで巻き込むなんて。
僕の案に乗って『チームワーク』見せつけたりね。まあ元々僕自身別に真斗と仲悪いわけじゃないから普通に乗ったけど」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そーか」
最早言う事も思いつかず退場していく裕太。
代わりに乾がすすすっと近づいてきた。
「不二、随分彼女の事を知っているようだが?」
「そりゃまあサエともども幼馴染みだからね」
「しかし―――俺のデータにも佐伯に双子の姉がいたなどといったデータはないぞ? それに先ほどからのお前や跡部の言葉を聞いたところ、かなり遠くにいるようだが?」
「遠くだね。今・・・というか小学校からずっとドイツのおばさんの所に同居してるから君が知らなくても無理はないよ。知ってる人ほとんどいないもの。だからこういうからかいが成立するんだし。
まあ―――年1回位はこうやって帰郷というか帰国かな? してくるけど」
「小学校か・・・。つまり忍足が彼女を見て反応したのは・・・」
「ああ。忍足君に鳳君・樺地君、それに千石君は保育園から一緒だから真斗の事もよく知ってるよ」
「・・・・・・なるほど」
「でもこれから真斗どうするんだろう?」
のんびりと不二が呟く。とりあえず榊班・華村班の一同の決死の努力により何とか思い留まらされた跡部と佐伯、そして、
騒ぎを聞きつけこちらも集まった竜崎班の一同の見守る中で、今だ気を失いっ放しの真斗を眺め。
ノートにいろいろ書き込みつつ乾がぼそりと言った。
「恐らく・・・・・・」
× × × × ×
そんな乾の予想に違わず、真斗は朋香や太一らと共にマネージャーとして働く事になった。別に帰してもよかったのだが、本人が望みまた人手が足りない事もあり、あっさりコーチらにも了承された。
さらに、少しはテニスを齧っているという事でメンバーらの人数合わせ的練習相手にもなったりして。
そして・・・
「なっ・・・・・・!?」
「強い・・・・・・!!」
「彼女は、一体・・・・・・!!」
驚くわりと全員。まあ無理もない。さすがに真田には敵わないようだが、跡部と互角に渡り合い、試合を申し出たリョーマを軽くあしらい、さらに不二相手にすら圧勝するとなれば。
―――『なんかアンタ達みたいな弱小軍団が選抜メンバー候補なんかに選ばれちゃった時点で日米交流試合は日本お先真っ暗みたいだからその手助けを――――――』
この台詞が別に自意識過剰でも何でもなくそれだけの実力を兼ね備えているからこそ吐かれたのだと、理解し落ち込んでいく一同の中で。
乾が愛用のノートを開く。前回は名前と性格・言動等しかかかれていなかったページ。今回はさらに『履歴』が増やされていた。
「マト・サエキ―――金色[こんじき]の大和撫子。ドイツ版越前とでも言うか、ドイツテニス界では知らない者のいないほどの選手だな。まだアマチュアだが出た大会ではタイトル総なめ、プロすらも既に何人も下している。未来のプロ最有力候補―――どころか今すぐプロになってもおかしくない実力の持ち主だ。むしろなぜ今だアマチュアのままなのか・・・・・・」
「本人としては跡部に快勝出来たらプロになるって日々堅く誓ってるみたいだけど、まあ無理だろうから多分キリ良く中学出る来年位からプロになんじゃん? 他になりたいものもないみたいだし」
「・・・・・・・・・・・・」
軽〜く横から付け加えられる解説。彼女の事を知ってから今日まで徹底したデータ収集で、それでも解けなかった謎が10秒程度で判明する。どうやら本当に佐伯は彼女の濃ゆい関係者らしい、と今更ながらに納得する。
「・・・・・・ところで、その割に俺や蓮ニと試合した時は―――」
「はっはっは。そこは突っ込むなよvv 不幸になるからな、お前がvv」
「―――サエくんの実力に合わせてあげたらし―――」
どこげしぃっ!!
「はっはっはっはっはっはっはv 親切な解説ありがとうな、千石vv」
顔色声色ひとつ変えずに千石を蹴り倒す佐伯。こめかみ狙いのハイキックで、千石はぴくりとも動かなくなった。
その向こうでは―――
「ほ〜っほっほっほ!! というわけでアンタもさっさと負けを認めなさい!!」
「ハッ!! そう言うてめぇがとっとと身分わきまえて俺様の前に跪きな!!」
「冗談!! 寝言は寝て言いなさい!!」
「俺様に逆らう罪は何よりも重いぜ!! かかってきな!!」
「上等! 私に楯突く愚かさを骨の髄にまでたああっっぷりと教え込んであげるわ!!」
等々。真斗vs跡部の、毎日恒例最早何の対決だかわからない勝負が延々と繰り広げられている。
見て、
「・・・・・・なるほど」
乾は初日と同じ頷きをし、ノートにさらに書き加えた。
1.跡部の俺様精神形成の根源を為しているのはやはり佐伯―――佐伯姉弟のようである。
2.佐伯の腹黒振りは生まれながらの環境―――周りにいた人物が起因しているようだ。
―――総じて、彼らの性格に最大の影響を及ぼしたのはお互いの存在だと推測される。
―――Fin
× × × × ×
榊班・・・。今更ながらに思った。裕太とサエ除くと・・・・・・騒ぐメンツがいない・・・? おかげで全員の驚きの声をどうしようか心底悩みました。最初は普通に『ええええええ!!!???』にしてから、「む? ちょっと待て。このチームといえば乾に柳、観月、海堂、挙句に真田までいんじゃん。しかも頼りのサエと裕太は都合上悲鳴は上げられない・・・!!」と思い直し、苦肉の策で『何ぃぃぃぃぃ!!!???』に変わりました。
それはともかくついに話では初登場の佐伯姉! 今までサエは一人っ子設定でいっていたのですが20.5巻によると姉がいると。しかしサエの性格考えると弟というより兄に近いような気がする。ならばどうするか。ええい! 双子にしちゃえ! 六角双子多すぎだゾ☆ なんて指摘は喰わないからな☆
・・・というノリで出来た双子の姉・佐伯真斗。ちなみに双子なもう一つの理由。佐伯の母親は徹底的に若いと思う。私的イメージとして16歳で結婚即座に出産。わお♪ 現在30歳。優紀ちゃん以上(というか以下)だね。―――などという設定により、姉の年齢を上げるワケにはいきませんでした(力説)!!
しかしこの話、本当は白サエ(姉の演技)vs黒サエ(サエの地)勝負にしようと思ってたのにロクに出来ないままあっさり跡部に見破られたよ・・・・・・。次こそはリベンジを・・・!!
2004.7.19