04.拾われる





【放流】



跡部:「クッソ・・・見つかんねえ。青学のヤツらどこ行きやがったんだ?
しゃーねえなあ。釣りでもして待つか。エサは〜・・・と、あった。
ンなモンに引っかかる魚もいねえたあ思うが、アイツらなら意外と引っかかるかもな。腹も減ってるだろーし」






暫し経過





くいっ。くいっ。

跡部:「・・・・・・ん?」










跡部:「・・・何かかかったな。
とりあえず引き上げてみるか」


ざばしゃあっ!!










跡部:「・・・・・・・・・・・・」
リョーガ:「・・・・・・・・・・・・」
跡部:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さって」

ぽいっ☆

リョーガ:「っああ!!??」










跡部:「そろそろアイツらも見つかるかな」
リョーガ:「くっそ〜〜〜!! お前覚えてろよどこの誰だか知んねーけど!!」








ちなみに・・・





その後、何とか自力で泳ぎ着いたリョーガ。


リョーガ:「おいお前!! 何で助け求めてるヤツあっさり見捨ててんだよ!?」
跡部:「手が滑ってだけだろ?」
リョーガ:「明らかにわざと手放したじゃねえか!!」
跡部:「気のせいだ」











跡部もついに真顔でとぼける事が出来るようになったようです。


2005.7.21