遠くて近い未来の事。人工知能を搭載する人型ロボット・アンドロイドは限りなく人間へ近いものへと進化していった。
 その中でも、特に見た目が人間と区別つかないものを、あえてロボットの名を廃し人形
[ドール]と呼ぶ。



 ドールの中の1体に、彼はいた。
 人間と変わりない人工知能を持ち、ドールの最高傑作と賞される彼は、科学者達の自負を込め、2つとないもの―――“不二”と名付けられた。



 これは、そのドール不二と、彼に『愛情』を教え込む役割を仰せ付かった3人の少年の話である。


















man made mind





















 



Act1.跡部―――





 「俺は跡部景吾だ。景でいい」
 「景?」
 「今日から一緒に暮らす事になった。よろしくな」
 「うん!」










 一緒に暮らすようになって、


 だからといって、跡部は何をすればいいのかわからなかった。


 (愛情を教え込め? どーしろってんだよ。ンなモン言葉になんぞ出来るワケねーし、態度で示せなんてよけーワケわかんねーだろうが。
  大体愛情なんぞ教えちまったら他にもいろいろついて来んだろーよ。憎悪とか嫉妬とかよお。どうやって愛情だけ切り離して教えろってんだよ)


 研究者の中でもずば抜けた頭脳を持つ跡部。だからこそ、彼はあまりに深く考えすぎた。


 考えれば考えるほど、自分が彼の教育には相応しくないという結論に達してしまう。ちょっと頭でっかちなだけでただの人間である自分は、不二を愛せば愛するほど他の感情に囚われる。決して不二に教え込んではいけない感情に。


 だから、


 跡部は不二を遠ざけた。










 「ねー景。一緒に遊ぼう?」
 「あ〜今忙しいから1人で遊んでろ」
 「ねえ、景。お話して?」
 「ンなに面白れえ話なんて知んねーぞ。話聞きてえんならそこらのディスクにいくらでも入ってんだろ」
 「ねえ・・・、景・・・。
  コレ、教えて―――」
 「うるせえ!! 何でもかんでも俺に訊いてんじゃねえ!! 知るかンなモン!!」
 「あ・・・・・・・・・・・・」















 なんで、景は優しくしてくれないんだろ・・・。


 君に、冷たくされるたんびにね。僕、何か胸が痛いんだ・・・。


 なんでだろ?


 ねえ、君は僕の事が嫌い?


 ごめんね。全然わかってあげられなくて。


 大丈夫。僕も君のこと、『嫌い』になるから。


 バイバイ、景。


 僕はね、君と暮らしてた間、結構楽しかったんだよ・・・・・・?































“跡部景吾”に関する記録

―――
ALL erase―――






















































Act2.佐伯―――





 「俺は佐伯虎次郎。サエでいいよ」
 「サエ?」
 「そ。今日から一緒に暮らす事になったんだ。これからよろしくね」
 「うん!」










 一緒に暮らすようになって、


 佐伯は不二に、最大限の愛情を注ぎ込んだ。


 いっぱいいっぱい優しくして、怖い目には絶対遭わせない。


 それが、自分に出来る最大の愛情表現。


 (大丈夫。君の事は俺が護るよ、不二。
  そのためなら、俺は何でもする。俺は俺を殺す)


 愛情の先にある感情。決して綺麗ではない感情。


 それらには、絶対に触れさせない。


 不二を壊さないように。


 不二を傷つけないように。


 だから、


 佐伯は不二に優しさだけを与え続けた。










 「ねーサエ。一緒に遊ぼう?」
 「うんいいよ。何しよっか?」
 「ねえサエ。僕の事好き?」
 「好きだよ? 大好き。世界で一番不二が好き」
 「ねえサエ?
  ――――――僕に何隠してるの?」
 「隠す? 不二に? 一体何を?
  そんな事より、今日は外行こうよ。すっごい晴れてるよ!」
 「うん・・・・・・・・・・・・」















 なんで、サエは優しさしかくれないんだろ・・・。


 君に、優しくされるたんびにね。僕、苦しくてたまらないんだ・・・。


 なんでだろ?


 ねえ、君はホントは何思ってるの?


 僕に見せてはくれないの?


 大丈夫。見せたくないなら、僕も絶対覗かないから。


 バイバイ、サエ。


 君の優しさ、苦しかったけど、それでもとっても温かかったよ・・・・・・。































“佐伯虎次郎”に関する記録

―――
ALL erase―――






















































Act3.千石―――



 「俺は千石清純。キヨって呼んでね
v 不二くんvv
 「キヨ?」
 「そそ
v よく出来ましたvv 今日から俺たち、一緒に暮らす事になったんだ。よろしくねvv
 「うん!」










 一緒に暮らすようになって、


 千石は、不二に対して特別何かはしなかった。


 (愛情なんてねえ、そもそも教え込むモンじゃないっしょ。てゆーか、
  ―――そもそも『愛情』って何?)


 家族はいる。友人もいる。恋人も―――まあとっかえひっかえではあるが、いる。


 しかし自分はそれらの人に『愛情』と呼べる類のものを持っているのだろうか。与えているのだろうか。もらっては―――多分いるのだろう。それがよくわからないだけで。


 だから、不二に対しても、


 特に何の感情も沸きはしなかった・・・・・・


 (・・・・・・・・・・・・のかな?)










 「ねーキヨ。一緒に遊ぼう?」
 「そうだね。何しよっか?」
 「何してるのキヨ?」
 「君を抱き締めてるんだよ。あったかいねえ不二くんは
vv
 「ねえ、キヨ・・・。
  ――――――君は、僕の事どう思うの?」
 「大好きだよ? みんなと同じくね」
 「そう・・・・・・・・・・・・」















 なんで、キヨは寂しそうなんだろう・・・。


 君は、僕にもみんなにも笑顔を見せてくれるけどね。でも、本当は君、笑ってるのかなあ・・・。


 どうなんだろ?


 ねえ、君はどんな顔で笑うの?


 笑って。それとも、僕の前じゃ無理? 僕は邪魔?


 ごめんね。僕は今すぐ君の前から消えるよ。


 バイバイ、キヨ。


 君の笑顔、きっと素敵なんだろうね。僕が見れないのは残念だよ・・・・・・。































“千石清純”に関する記録

―――
ALL erase―――






















































 「実験失敗、か・・・」
 不二の生みの親である研究者その1、跡部が呟いた。


 「やっぱ『機械』に愛情なんて無理なのかなあ・・・?」
 佐伯もまた、落ち込み気味に洩らす。


 「けど困ったね。忘れられちゃったよ俺ら」
 明るめに笑ったのは千石。


 彼ら3人は、アンドロイドは自分たちと別物だと考える人間達に反発したかった。機械にだって心はあるのだと、人間と変わりないのだと、そう証明したかった。





 ―――教えれば、愛情だって持てるのだと。





 年月と頭脳と資金とその他。つぎ込めるものは全てつぎ込み、“不二”を造り出した。人間でもアンドロイドでもなく、お前はお前なのだという願いを込め。
 だが、


 「結局は機械だな。『全消去』なんつー機能、人間にゃねえよ・・・」


 不二が3人の記録を消去した際、彼らと暮らした日々だけではなく所有者―――親としてのデータすら消してしまった。今や不二にとって3人は見ず知らずの他人だ。


 「人間と同じにするなら、消去機能はなくした方がいいのかな? それとも―――





  ――――――人間にも同じ機能つけた方がいいのかな?」





 思う。不二を忘れられたら。そしたらこんな、無駄な時間を過ごさずに済むのだろう。こんな・・・










 ・・・・・・失恋の哀しみを慰め合う時間など。






























 不二は戻ってこないまま月日は流れ―――





















































そして―――



 「あ・・・・・・!!」
 ふと歩いた道端で、彼らはそれを発見した。
 「不二・・・・・・」
 買い物でもしているのか、紙袋を抱えとてとて走るあの子を。
 「ちゃんと、暮らしてるんだな・・・・・・」
 目を細め、佐伯が呟く。どうしているか心配だったが、あの様子だと生活出来ているようだ。
 微笑ましく見守り、
 「あっ!」
 「ん・・・?」
 突如声を上げた不二。驚きの眼差しで見ていたのは―――
 「ほあらぁ〜」
 「オイ待てよカルピン!!」
 ―――通りの向こうを走る猫と少年だった。
 「どうしたんだ不二?」
 「さあ?」
 暫し見ていると、
 「可愛い・・・
vv
 『は・・・・・・?』
 「そこの子待って〜〜〜」
 3人が目を点にしている間にも、ちょっぴりきゅんと乙女モードだった不二はぱたぱた手を振りそちらへと走っていった。
 「・・・・・・何スか?」
 猫のカルピンとやらを抱き上げた少年が、不二に不審げな眼差しを送りつける。
 全く気付かず、不二は少し屈んで微笑んだ。
 「可愛いね。名前は?」
 「カルピン・・・」
 誉められて嬉しいのだろう(心理分析:同じく猫好きの跡部)。少年の目から不信さが消えた。
 もごもごと呟く少年にさらに微笑みかけ、
 頭を撫でる。
 「そっか。可愛いねカルピン」
 「俺はリョーマだ!!」
 「え・・・? だってさっき名前―――」
 「ああ訊かれたら普通猫の方のだって思うだろ!? てゆーか何!? つまりアンタさっきの『可愛い』も俺に対して!?」
 「他に何があるのさ?」
 「あるだろいろいろ!!」
 「そんな難しい事言われても・・・」
 「アンタの頭の中身が一番難しいよ!!」
 「む〜・・・」
 「・・・で、何?」
 「何が?」
 「だから。アンタ一体何で呼び止めたの俺の事?」
 「さあ? なんでだろ?」
 どがっしゃん!!
 「大丈夫!? 凄い音したけど」
 「・・・・・・・・・・・・。
  帰る」
 「ああ思い出した。君可愛いねvv」
 「うるさい! 大きなお世話だ!! アンタの方がよっぽど可愛いだろ!?」
 「え? 僕可愛い?」
 「・・・何アンタ? ナルシスト? そーいうの俺好きじゃないんだけど」
 「好きじゃないの・・・・・・?」
 「当たり前だろ? そんなん好きなのなんて相手もよっぽどイカれてんじゃん?」
 「じゃあ違ったら好きになってくれる?」
 「はあ?」
 「僕ナルシストじゃないから。僕の事嫌いだから。
  ね? だから僕の事好きになって?」
 「だから何で俺がわざわざ・・・」
 「僕君の事好きみたいなんだ」

























 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はあ?』

























 「なあオイ、ありゃ一体どういう事なんだ・・・?」
 「う〜ん意外な盲点だったねえ・・・・・・」
 「・・・つまり?」
 「よくよく考えてみればさ、不二って『人間と変わりない』アンドロイドなんだよな? 少なくとも人工知能のレベルじゃあ」
 「そうだなあ・・・・・・」
 「で、さ・・・。





  ――――――俺ら『愛情』って、教わった事ある?」





 「そういやあ・・・・・・」
 「人間にあてはめればさ、『愛情』って、教わるモンじゃないよな・・・・・・」
 「うん・・・。ある日いきなり好きになったり一緒にいてだんだん出来てきたり・・・・・・」
 「つまり・・・
  ――――――――――――『愛情』を教え込もうとした、俺たちが馬鹿だった、ってか・・・」
 「だな」
 「今の不二くんのは一言で言って一目惚れ。人間なら充分ありえる事態だよね」
 顔を見合わせる。あの不二についていえる事は2つ。
 1つ。実験は大成功だった。
 2つ―――

























 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
  ちょっと待ったああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

























 「ね? だから僕の事好きになって
vv
 「『だから』とかワケわかんないし!!
  誰か保護者〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
 「―――オイそこ!! 勝手にいちゃいちゃしてんじゃねえ!!」
 「あ。保護者登場?」
 「そーだぞ誰だか知んないけどそこのお前!! ちっちゃくって可愛いからって何やっても許されるとか思うなよな!!」
 「俺なワケ怒られんの!? しかもアンタふっつーにケンカ売ってんでしょ!!」
 「危ない不二くん!!」
 「きゃああああ!!! 助けてリョーマ君!!」
 「ってあのなあ!! どういう事態だよコレ!!」
 「るせえ!! てめぇにゃ不二はぜってー渡さねえぞ!!」
 「いんないよこんな人!!」
 「何!? お前不二を馬鹿にするのか!? 不二はそれはもう可愛くって優しくって―――!!」
 「ライバルにアピールしてどーすんのさサエくん!!」
 「何のライバルだよ!? アンタもさっさと離れろよ!!」
 「え〜んリョーマ君が冷たい〜」
 「て・め・ぇ・・・・・・」
 「覚悟はいいよな(にっこり)?」
 「不二くん泣かせちゃダメだよそこの僕
vv
 「だ〜れか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」





















































 こうして、
 「あ、リョーマく〜ん
vv
 「うげっ・・・!!」
 「『うげっ』?」
 「う〜ん今何か空耳らしきものが聞こえたなあ」
 「不二くんに向かって『うげっ』なんて、誰も言わないよねえ?」
 「当たり前だろ? 不二に向かってそんな暴言吐くなんて、言ったヤツは万死に値するよ。
  なあ景吾?」
 「そうだよなあ。悪りい。俺の聞き間違いだったようだな。
  ―――んで越前。てめぇ今なんつったよ?」
 「え、ええっと・・・・・・。
  『わ〜い不二だ〜
vv 俺も遭いたかった―――』じゃない、『俺も逢いたかったんだ〜vv』」
 「え!? ホント!?
  僕達気が合うんだね
vv
 「は、は、ははははは・・・・・・。そう、っスね・・・・・・」
 「よしよし」
 「完璧だな。不二も愛情コマンドも覚え、ますます光り輝いてるよ」
 「てゆーか・・・。アンドロイドなら俺の記録消去してクダサイ・・・・・・」
 「いや。やろうとしたら何でかシステムエラー起こしてな」
 「無理やり消そうとすると最悪壊れるし」
 「アレだな。失恋して自殺するヤツ」
 「ますます人間だね
vv
 「喜ぶ前にどーにかしろよ!! いーのかよアンタ達これで!!」
 「う〜ん。そりゃ不二くんが俺ら見てくれないのはサミシーけど?」
 「だったら―――!!」
 「そもそも最初誰が教育するかで血みどろの争いになったからな。あの時の全治3ヶ月くらいの怪我を思い出せばまあこれはこれで平和解決かと」
 「3人一緒にやるとかそーいう事思いつかなかったワケ!?」
 『おお! そういえば!!』
 「・・・・・・もういい。
  という事で、この人っていうか何ていうかに付き纏われて俺はメーワぐ!!??」
 「リョーマ君酷いよ!! あんなに愛してくれたのに、僕がもう嫌いになったの!?」
 「昨日の昼メロがさっそく役に立つな」
 「あ、ちなみに越前。不二の握力人間超えてるから。息詰まる前に骨折れるかもしれないから気をつけろよ」
 「ギブ!! ギブ!!」
 ばんばん!!
 「僕の事、嫌いじゃない・・・?」
 「すっげー嫌―――」
 ギンッ!!
 「―――いなんて言うワケないでしょ
vv 好きだよ不二vv
 「リョーマく・・・」
 ごげっ!!
 「あー何かすっげームカつく!! てめぇアレだけコイツの事嫌いだとかホザいてたクセして何意見翻してんだよ!?」
 「文句はアンタの後ろの2人に言ってよね!! 殺気撒き散らして睨みつけてくんだけど!?」
 「俺たちが?」
 「そ〜んなまさか
vv
 「あ、平和解決考案。
  不二の記録抹消が出来ないんなら越前そのものを抹消しよう」
 「さんせーさんせー!! 事故に見せかけてのお決まりパターンだね!!」
 「そうだな。でもって葬儀の場面で慰めたヤツが次の相手だな」
 『んじゃさっそく』
 「殺すな!!」
 「駄目ええええ!!!!」
 「え・・・?」
 「不二・・・・・・?」
 「リョーマ君は絶対殺させないからね!! そんな事したら僕、君達の事嫌いになるからね!! 景! サエ! キヨ!」
 がああああああん・・・・・・・・・・・・
 「(び〜!)
  ザマーミロ」





 ―――まあ5人は、それぞれの居場所を見つけ平和っぽい生活を送っている。



―――Happy End

 

















煤@    煤@    煤@    煤@    

 こんな結末でいいのか・・・? 確かシリアスぶった話のはずでは・・・。敗因はやはり王子の登場ですか・・・・・・。
 さて、キャラランキングでやはり人気の高い不二の話で、久々にサエ以外の人が主役なのでいつもとは毛並みの違う話です・・・でした。跡虎【同じドアの前で
AS】で、サエが『輪廻転生というのも残酷なものだ。思い出も人格も全て無視し、真っ白に書き換えられる』という独白をしていたのですが、コレが機械になるとますます残酷なものになってみたり。ボタン一発で完全消去ですからね。そんなのを出してみましたクドいですがその予定でした。
 そして話の流れを大幅に変えさせたリョーマ。最初はガラの悪いあんちゃんが絡んできてそこから救出する3人と新たな恋の始まり、でした。ところがサエと千石さんが使えない時点であんちゃん役がいない(私は一体彼らをどういう目で見てるんだ・・・?)!? 不二にコナかけるとなると、
 手塚―――だと多分本人はふらふらする不二を心配して声をかけただろうに当て馬にさせられた挙句暴言とか暴力とか吐き掛けられるため彼に悪い。
 英二―――だとサエと千石さんは不二そっちのけで英二苛めに走りそうだ。
 そして選ばれたのが我らが王子越前リョーマ!! ところがここに来て大問題発生!!

 ・・・・・・不二リョにしてえ・・・
vvv

 そう。私は不二とリョーマが同じ空間にいるとそれだけで2人を並々ならぬ関係にしたくなる不二リョスキー。しかもあくまでリョ不二にしなかったおかげで余計ややこしい事に!!
 しかしここで2人が結ばれると、失恋の傷をますますグリグリ抉りそうなのでこんな結末になりました。不二第一主義のため幸せな内は応援しますが、スキあらば奪いますよもちろん。そしていつ如何なる時もさりげなく自分のアピール。最後みんなが普通に話してるのは、決して不二の消した記録が戻って来たのではなく、3人の恐るべき対人取り入り能力の賜物です。
 しっかしこういう関係は平和でいいなあ・・・(そうか?)。

2005.9.29