サンライズ −あの日の誓い−
1月1日。除夜の鐘も付き終わり、浜辺にある佐伯邸は再び静寂に包まれた。
「ここは静かでいいな・・・」
窓から海を見下ろし呟く佐伯。犬吠埼の灯台付近は日本最初に初日の出を見ようとする者達でごったがえしているのだろう。毎年の事だ。飽きもせずにみんな頑張る。
「全く、そんなに1番がいいもんかねえ・・・。
・・・・・・って、アイツの前では口が裂けても言えないか」
思い出す、アイツの自信に満ち溢れた顔。何でも一番を好むがために、自分がこちらに引っ越すまでもなく毎年付き合わされていた。自分も―――後の幼馴染2人も。
苦笑する佐伯。閉じた目蓋の裏に、懐かしい光景が蘇ってきた。
● ● ● ● ●
12月31日。中学2年も終わりへと近づいたこの日、彼らは相も変わらず佐伯の家に集合していた。
「いよいよ明日から新年だね♪」
「うん。何だかワクワクするね」
「はあ? バカかてめぇら。ただまた1日が始まるだけだろ? 今までとどこが違うってんだよ」
「―――で、その『違わない』1日のためにお前はわざわざ東京から千葉くんだりまで来た挙げ句寝坊しないようにしようとまだ日付も変わってないってのに寝るのか」
「うっせーな。わざわざてめぇに会いに来てやったんだろ? 感謝しろよ」
「あーはいはい。感謝します感謝します。嬉しすぎて涙もちょちょ切れそうです帝王様」
「てめぇ佐伯・・・」
「ん?」
などと佐伯と跡部で愚にも付かない会話をしている間にも、他2人もまた会話を進めていたらしい。
「ねえ、跡部、サエ。2人は初日の出見た時なんてお願いする?」
「ああ?」
「願、い・・・?」
瞳を輝かせて小学生並みの事を言い出す不二。見れば、千石もまた自分達に注目している。
2人に見られる中、対応に困る佐伯を余所に―――
「バーカ。ンなモンねーよ」
そう跡部は言い切った。
「え? 何で?」
「そーだよせっかくの機会だよ? しなきゃもったいないじゃん」
「そういう問題か・・・?」
3者3様の返答を受け、跡部がため息と共に彼なりの『答え』を言った。
「願いなんつーのは自力で叶える事も出来ねえ負け犬どもがするもんだろ? なんで俺様が他人の力なんて借りなきゃなんねーんだよ。俺様の望みは俺様が叶える。当然だろ?」
「うっわ〜。さ〜っすが跡部くん」
素晴らしい俺様台詞に千石が拍手を送り、そして質問者たる不二は絶句した。するしかないだろう。今の返答では。
多少落ち込んだ感のある不二に目を遣り、佐伯は肩を竦めて援護した。
「じゃあ『誓い』だったら?」
「ああ? 何だそりゃ」
「神様にする『願い』はないんだろ? じゃあ自分にする『誓い[ねがい]』だったら? こっちなら何かあるんだろ?」
そんな言葉に、跡部は暫し佐伯を見やり―――
フッ、と笑った。
「俺様の誓い? 決まってんだろ? トップだ」
「トップって・・・何の?」
「そりゃもちろん全ての」
「うわ。言い切りかよ」
「跡部くんらしいね」
上を指差し言うその笑みはとても眩しくて。
「んじゃ俺はそんな跡部くんのおこぼれでトップ近辺になっちゃえ〜」
「ざけんな」
「ええ〜!? ひっどいよ〜跡部く〜ん!!」
「ていうか自力で昇ろうよ・・・」
切り捨てる跡部。縋り付く千石。苦笑する佐伯。そこにあるのは誰が見ても『平和な空間』だった。
何も言わずにその空間に身を委ねる不二。全身を包む暖かさに、笑みが零れる。
「んじゃ不二くんは?」
「え? 僕?」
いきなり話題を振られ、不二がきょとんとした。
「僕は・・・・・・う〜んと・・・・・・。
僕はどちらかっていうと『願い』になっちゃうかな?」
「へえ。またどんな?」
「あのね―――
――――――来年もまた楽しく過ごせますように、ってさ」
はにかむように微笑む不二に。
「不二・・・・・・」
「不二くん・・・・・・」
「周ちゃん・・・・・・」
3人は、ただ瞳を落として名前を呼ぶしか出来なかった。
不二にとって、今年1年というのは決して『楽しい』年ではなかった筈だ。ずっと待っていた弟の青学入学に喜んだのもつかの間、自分と比較されるのが嫌だからと僅か半年でルドルフへ転校され、「こんな手ならもういらない」と部室で右手首にナイフを突き刺した。なんとかそれは致命的な事になる寸前に阻止されたが、たまたま忘れ物をした英二の乱入がもう少し遅かったなら間違いなく右手は2度と使い物にならなくなっていただろう。どころか出血多量で死んでいたかもしれない。
部活中の部員同士の乱闘。それも片方は明らかに武器を持って。かろうじて事態は内輪で収められたが、治療という名目で不二は1ヶ月間部活謹慎とされた。
1ヶ月。全てを失くした不二は病院行きを理由にしょっちゅう学校をサボって遊び歩くようになり、自分たちはそんな不二に付き合って。
家に帰りたくないと言う彼を跡部の家に毎日泊めて―――
―――そして、3人がかりで毎日抱いた。
1ヶ月経ち、治療も謹慎も片がつき不二の生活が元に戻ったところでこの関係もまた終わった。今ではただの『幼馴染』だ。いや、一時たりとも変わったことはないか。
「あれ? どうしたのみんな。僕何かおかしいこと言った?
―――あ、子どもっぽいとか言わないでよ? どうせ子どもなんだから」
何も言わない3人をどう思ったか唇を尖らせて抗議する不二。その様に数ヶ月前の面影は全くない。現実は何も解決していないというのに吹っ切れたような―――吹っ切れたように見える態度を見て取り、3人もまた何も気付かなかった事にした。
「本気でガキっぽすぎて呆れてんだよ。大体何開き直ってんだバーカ」
「いーじゃない! 跡部ってば冷めすぎだよ!!」
「そーだよ跡部くん!! だったら家内安全商売繁盛安産祈願とかそーいった如何にも神社で10円だけ投げ入れてまとめて言いまくるみたいな事初日の出に向かって叫んで欲しいワケ!?」
「ワケわかんねえ理屈ホザいてんじゃねえ! そもそも『安産祈願』って何生むつもりだてめぇは!!」
「だからお前もワケわかんないって跡部。ちなみにその前の『商売繁盛』は突っ込まなくていいのかよ」
ぶん殴る跡部。畳とキスする千石。半眼で突っ込む佐伯。腹を抱えて笑う不二。上辺だけであろうとそこにあるのは『平和な空間』であり、やはり下地にそれだけのものがあるからこそたとえ何が起ころうと結局この4人の共有するのは『平和な空間』だった。
「そういえば、サエは?」
「え? 俺か?」
「そうそう。後言ってないのサエくんだけだよ?」
「言ってみろよ。前2人がこれだけの間抜け発言してくれたんだから気楽だろ?」
「う〜ん。跡部のトップ宣言には負けるな〜」
「あん? 何か言ったか不二」
「さあ? 何だろう?」
などなどこれまた愚にもつかない会話をする彼らを見て、佐伯は目を閉じて息を吐いた。
何を自分は願うのか。そんなものはただひとつ。今までも、そしてこれからも。
願うのは――――――この空間の永続。
「俺は・・・・・・
―――来年、といわずいつまでもずっと、みんなで初日の出を見ることかな?」
「はあ? 何だそりゃ」
「あはは。サエらしー」
「でも、ホントそうだよね」
たとえどれだけの時が経ったとしても、ずっと一緒にいようね
● ● ● ● ●
「―――まあ、なんて言った割に全然叶えられてないけどな。しかも俺だけ」
『トップだ』と言った跡部は現在本当に世界のトップに立ってしまった。おこぼれではないが、千石もまた日本ではトップクラスのプレイヤー。いや、日本人のプレイヤーが注目されるようになったきっかけを作ったのが跡部と不二だという事を考慮すればその『おこぼれで』とも言えるか。
そして不二は・・・・・・その1年が幸せだったかはわからない。だが何にしても大きな変化のある年だった。裕太との仲の改善と、さらにアメリカへの留学。この2つがあったからこそ現在の不二がある。越前リョーマと出会い、本当の意味で全てを吹っ切った幸せな彼が。
跡部と不二、2人の留学のおかげであれ以降一回も初日の出を一緒に見てはいない。2人は世界トップレベルのプレイヤーとして接点が多く、また不二は意識していないだろうが跡部は彼のお目付け役状態のため実際会うことは少なくとも深く繋がったままだ。
千石も日本から出ないとはいえプロとしての繋がりがあり、何かと一緒になる事が多い。
なのに自分は―――
「やっぱりプロの話、受けたほうがいいかな〜・・・・・・」
千石と同じ経緯で、自分にもまたプロデビューの話は舞い込んでいた。さらにこの間行われたプロアマ合同の大会にて、タイブレークの末とはいえ不二と跡部2人を下したことから一気に注目が集まっている。デビューしようと思えばわりと簡単に出来るだろう。その先どこまでいくかはともかくとして。
デビュー―――しようと思えば。
「する気ないっていうより・・・・・・絶対ムリだしね」
苦笑する。自分の、自分のプレーの致命的欠陥に。
プロ男子の試合といえばほとんど3セットマッチだ。そして自分のプレイ、『束縛[レストリクション]』は1セットしか使えない。極度の集中を必要とするためそこが限界なのだ。ギリギリ頑張れば2セット程度使えることが最近判明したが、その代わりに集中切れを起こした後はボロボロになる。現に前述の大会、不二と跡部が中心となって企画したというプロアマどころか年齢・性別・経験無視のそれは本当に誰でも参加しやすいようにか1セットマッチだったのだ。このため準々決勝・準決勝では2人に勝てたものの、おかげで連打で行われた千石との決勝は笑えるほど無様に負けた。
普通の―――ぶっちゃけそこらのプロ相手にするくらいならわざわざ束縛など使わずとも勝てるだろう。だがプロとなればいずれ間違いなく彼らと当たる。たとえこちらは避けようがありとあらゆる手段を用いて無理矢理ぶち当てる。
3セットマッチだから負けたなどという情けない理由[イイワケ]は絶対に使いたくない。そんな自分では彼らには吊り合わない。ならばプロになどならないほうが遥かにマシだ。
これは自分で選んだ道。自分は彼らとは別の道を歩むことを選択した。
「―――お?」
暗い部屋に響く電子音。浜辺に見える小さな明かりを再現するように、携帯が鋭い光を放っていた。
「新年最初のメールか」
時間を確認する。0時12分。待ち受け画面が示すカレンダーの『2004年』部分が新鮮だ。
「センター混み合ってんのに頑張ったのは誰かな?」
新年早々の携帯パンクはある意味ここ最近の風物詩だ。わざわざそれを潜り抜けてメールを送ってきた頑張り屋といえば思いつくのは―――
「―――周ちゃんだ」
<やあサエ、久しぶり。明けましておめでとう。7回目のチャレンジでようやく届いたよ。
元気かな? こっちは2日から行われる大会の準備してます。サエならもしかしたらもう知ってるかな? 去年僕の代わりに飛び入り出場したリョーマ君が優勝して話題になったヤツ。今年は体調も万全だしリベンジに挑もうと思ってたり。そうそう。それで面白い話題があるよ。この話知ったら跡部が面白がってさ、今年出るって。初出場。おかげで周りは盛り上がってるよ。跡部vs不二頂上決戦だってね。でも言っちゃうと実はそれはどうでもよくって僕はリョーマ君と闘う方が楽しみなんだけどね。
あ、なんかワケのわからない話になっちゃってるね。とりあえず、今年もよろしくお願いします>
「はは。数えてたんだ」
最初の文章に佐伯は笑みを零した。 毎回毎回突っ返される度回数のところを修正して出していたということか。そういう細かいかつ無意味な努力は脱帽する。
内容そのものは―――
「知らないワケ、ないだろ・・・?」
彼らのことに関しては日々メディアを通して流されているし、自分でもいろいろチェックしている。たとえ道は違っても、やはりその活躍はずっと一緒にいた者として気になる。
今年の大会―――特に男子シングルスは現在最も注目されているものの1つだ。出場メンバーは去年とおおむね変わりなし。その中にはもちろんリョーマと千石がいる。
変わったのは、跡部と不二の出場。うまくいけば、表彰台どころか準決勝から先全て日本人同士の争いになるかもしれない。
「まあ・・・跡部のクジ運次第かな?」
この大会はトーナメント戦。そして特徴は開会式後オーダーをクジで決めるという事。千石のラッキーと不二の魔力、それにリョーマの悪運を考えれば適当にいいところを引き当てるだろう。問題は跡部だ。運のない彼はクジ引きにとことん弱い。中3の時の全国大会、関東にてシードではなくなったとはいえせめてあと1番前を引いていればたとえ2回戦で青学に負けたとしても五位・六位決定戦[コンソレーション]で勝ち上がれたかもしれなかったというのに。きっぱりはっきりあの敗者復活戦のメンバーに氷帝がいたならば勝ち残りは山吹と氷帝で決定だっただろう。
「―――ん? また来た」
画面が切り替わる。先ほどと同じ曲が流れる。メール受信。
「今度は―――千石か」
<あ〜! 不二くんに負けた〜!! というわけで20回目のチャレンジにてようやくお届け。は〜頑張ったぞ俺。
明けましておめでとさん。始まったよ2004年。今年はどんな年になるんだろーね? なんにしても、今年もよろしくお願いします!
大会の話不二くんに聞いた? ってメールだけどさ。
リョーマ君優勝のおかげで今年も日本で開催されることになったよ。ってなワケで、今年も参加しちゃったり。んでもって、そんなワケで今不二くんと跡部くんと一緒にいちゃったりします。不二くんとメールDeバトルしてたらめちゃくちゃ跡部くんに呆れ返られちゃったよ。わ〜。視線すっげー痛い。
でわ! 大会終わったら遊ぼーね!>
「・・・・・・。20回って・・・諦めろよさすがに」
次零れたのはため息。何やってんだこの2人は。
「―――なるほど。跡部が呆れ返るワケだ」
自分もここで呆れ返っているのだし。
「でも―――
――――――やっぱ一緒だったか」
むしろ最初の不二のメールで全く触れなかった事に驚いたほどだ。大会に一緒に出るとなれば準備―――というか調整のため、暫く前から一緒にその地にいておかしくはない。
一緒にいて―――もしかしたら3人ででも初日の出を見るのかもしれない。
そこに覚えるちょっとした嫉妬。自分だけ離れてしまうこの寂しさ。
「覚悟は・・・もとから出来てたしな」
4人の中で最初に離れたのは自分だ。引越しという子どもにはどうしようもない事態。だがこれで全て終わりだという絶望感は10歳の子どもの胸にもしっかり刻み込まれて。
結局それは東京と千葉程度の距離どうしたというどこぞの金持ちが2人を引きつれしょっちゅう遊びに来たため本物の絶望は味あわずにすんだが。
今度は違う。自分の意思で離れた。助け舟はどこからも出されない。
と―――
「3通目・・・・・・?」
<いつもの浜辺にさっさと来い>
「え・・・・・・?」
極めて短い内容。新年の挨拶ではない。というか―――
「跡部から・・・・・・?」
首を傾げる。彼の携帯は衛星回線だ。新年だから込み合うなどという事態は起こらない。つまり跡部は2人が送り終わるのを待つかのようにスタートを遅らせたわけで。
「ちょっと待て。『いつもの浜辺』?」
顔を上げ、急いで体を反転させる。再び見下ろす浜辺の風景。いつも人気のないそこについている小さな明かりはまさか・・・・・・
暗いこちらが見えたわけではなかろうが、目を細めて見やる先では明かりに照らされとっても目立つニワトリ頭―――もといオレンジ色の髪の人影がぶんぶんと手を振っている。
「嘘だろ・・・・・・?」
呟いて、思い出す。2日からの大会はどこで開かれる? 東京じゃないか。
会場からここまでは、それこそたかが『東京と千葉程度の距離』。
呆然とする佐伯。その手の中で、携帯が本日4度目の着信音を鳴らした。ただし今度はメールではない。
「―――はい」
『おい。てめぇ何してやがる。さっさと来いっつってんだろ?』
電話越しに聞こえる毎度の高飛車voice。出会って以来(=生まれて以来)変わらぬそれに懐かしさを込めてため息をつく。
「うわ。久しぶりで開口一発それかよ跡部。ていうかまだ部屋出てないってよくわかったな」
『千石の目の良さだけは本物だからな。トリのくせに』
『うっわ跡部くん。さすがに俺人間だから。トリ目じゃないよ?』
『そうだよ。いくらなんでもトリと比べちゃ悪いよ。トリに』
『・・・・・・不二くん。天然? 嫌がらせ?』
さらに飛び出す懐かしい声のオンパレード。相変わらずな彼ら―――相変わらずな自分たちに苦笑して。
「せいぜい5分は待てよ。コートくらい着させてくれ」
『5分だな。1秒でも遅れやがったら承知しねーぞ』
「あ、5分って『5分59秒まで』って意味な」
『てめぇ・・・・・・!!』
何か言いかけたのを強制的に切る。早く準備しなければ。
さあ、みんなで初日の出を見に行こう。
場所は少しずれたがどこからでも見える日は同じだ。
コートを羽織って前を閉じる時間も惜しく家を飛び出す。
「さ、て。あと4分23秒か」
ここから浜辺まで1キロ程度。下り坂も多いし、多分走れば間に合うだろう。
白い息を弾ませ、静かな町中を静かに駆け抜けていく佐伯。その口元には、小さな笑みが浮かんでいた。
―――Fin
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は〜。めちゃめちゃギリギリセーフ。書き終わった途端に0時回りました。とりあえず書くのだけは1日中に終わったぞ!! しかしUp出来なければ意味がないぞ!!
はい。お正月用次期もの話にてサエのキャラソン『サンセット・ウェイ』を聴いていて思った話。対抗して(大爆笑)サンライズでいってみました。う〜みゅ。出来れば紙飛行機云々はぜひとも裕太も一緒にやってほしかったイメージとして・・・!! となると裕太の『願い』はやはり兄に勝つことか・・・!! そしてこの歌で最高に言いたい歌詞。<笑顔だけじゃ行けない場所があるから>。あなたと千石さんともちろん不二先輩にその台詞を言う資格はないと思います。むしろあなた方の笑顔ですら行けない場所ってどこ!?
では、こんなワケのわからん話にて始まります2004年。そしてこの『天才〜』シリーズでサエがまともに登場するのはこれが初めてですな。彼が跡部と不二に勝ったという大会の話はまだ(?)書いていませんが、年明けの大会は『Robing Game』ネタです。ってあれはまだ2日目では・・・。うみゅ。優勝は当然の如くリョーマのものだったようですね。
それでは、今年もまたよろしくお願いします。
2003.12.31〜2004.1.1