〜主要登場人物〜
不二周助(19歳.170cm) |
弱冠19歳にして世界ランク2位の天才テニスプレーヤー。現在グランドスラムを目指して各大会の優勝記録を伸ばしている――といいつつその大事な大会を、同日風邪を引いて寝込んだリョーマの看病のため棄権したりと、やる気があるのかないのかはなはだ疑問。 リョーマとの付き合いも1年を超え、ラブラブバカップル振りは落ち着くどころかますます拍車がかかる一方。かつての不二を知るレギュラーらに「これがあの不二!!?」と叫ばれたことも無数(実際叫んだのは英二・桃・裕太の3人。ただし全員心の中では同じことを思った)。 はてさて、こんな彼に本来の目的を達成できる日は来るのか!? そして今シリーズ、幼馴染設定は有効です。ただし不二は本当にリョーマが初恋です。 |
越前リョーマ(12歳.151cm) |
アメリカJr.4連続優勝の天才少年にして現在青学テニス部に在籍中―――とここまでは原作そのまま。ただし青学にかつてのレギュラーたちがいないため1年にして余裕でNo.1の座を勝ち取っている。不二とのラブラブ振りについてはシャイな性格(笑)から否定はしているが、Fanの子たちに囲まれた不二を見ただけでやきもちを妬く姿は立派に乙女街道驀進中。 なお彼が青学に入学したのは不二の母校であること、そして「あそこには強い人たちが多いから面白いよ」という不二自身の薦めによりだった。ちなみに不二いわくの『強い人』は部員ではなく、後述する元レギュラーたちである。 |
手塚国光(19歳.179cm) |
左腕を壊して以来日本に帰ってきた彼は、高校・大学へと順調に進む最中もテニスとは完全に縁が切れず、張辰さんの店〔アニプリオリジナルのテニス用品専門店〕でバイトをしている。やはり引退したとはいえテニスプレーヤーとして活躍していただけあって、生の知識や技術に優れ、ガットの張替えについては張辰さんからも一人前とお墨付きをもらうほど。また彼の容姿と相まって、彼に手ほどきを受けようと休日は店に女子が殺到する。―――おかげで売上には立派に貢献しているが、かなりうるさく、雰囲気的にも怖い。張辰さんは現在受講料を取ろうかと本気で考案中。 1年前不二に誘われアメリカのJr.は見に行ったため、リョーマとも知り合いである。テニスそのものこそできないものの、時として見せる高い技量にはリョーマも一目置いている(というかなついている)。 現在、不二と、そして跡部ともう一度対戦するために、かつて以上のテニスが出来るようにと猛特訓中らしい。 |
菊丸英二(19歳.175cm) & 大石秀一郎(19歳.177cm) |
高校も無事卒業し、英二は体育の教師になるため、大石は叔父の跡を継ぎ医者になるため大学で勉強中。その合間を縫ってテニススクール〔カチローのお父さんの仕事先と同じ所〕で、主に小学生〜中学生を相手にコーチのバイトをしている。『黄金ペア』は名実ともに健在で、アマチュアの大会に時折出ては優勝かそれに近い順位を収めている。プロの招待選手を倒したことも多い。世界トップクラスである忍足&向日ペアとも、テニスの腕と思考回路は互角。 なおこの2人も不二&リョーマに負けず劣らずのバカップルである。英二は不二と悪友。そして大石はそんな英二と不二のいたずら(という範疇を超越した遊び)にため息をつきつつ、決定的なところでは何をすべきか誰よりもわきまえている恋人を誇らしく思っていたりする。 |
不二裕太(18歳.176cm) |
母と姉のお菓子作り好きが講じて自宅の一階を改装して喫茶店にした不二家。姉・由美子は仕事があるためそうそう手伝えないが、裕太は高校卒業後ここで仕事をするようになった。甘いもの好きの彼にはちょうどいい職場というわけだ。 テニスは今でももちろん続けている。 |
観月はじめ(19歳.170cm) |
現在日本ではトップレベルのテニスプレイヤーとして君臨。データテニスは健在で、その完璧さから『シナリオプレイヤー』と賞され、恐れられている。が・・・ 裕太に手を出した件(笑)では5年経った今でも不二(+裕太の心の兄たる佐伯)の怒りを買い続けており、彼と試合をするたびボロクソに負かされ、その上毒舌&嘲笑を浴びまくるハメとなったある意味不幸な人(自業自得)。おかげで不二のライバルだと世間から思われ、本人も打倒不二に執念を燃やしてはいるが、肝心の不二には遊び道具以下の存在にしか扱われていない。 |
千石清純(19歳.175cm) |
観月同様現在日本で大活躍中。ただし実力そのものはいますぐ世界に出しても文句なしのレベル。日本に止まり続けているのは『慣れない場所でやるとラッキーが逃げるから(本人談)』だそうだ。 顔と持ち前の明るさからFanは多し。ただし決まった恋人はいないらしい。『可愛いコ(性別問わず)』にはすぐなびくその性格が(というか軽さが)原因かと思われる。なお実際のところ本人は跡部猛愛中なのだが、不二リョと違い跡部が完全否定するため世間一般にはなかなかそう認知されない。 |
跡部景吾(19歳.179cm) |
デビュー1年でグランドスラムを取る(デビュー戦優勝。4大大会のどれかにワイルドカードで出場しこれまた優勝。その後普通に参加し連続優勝)というありえない経歴により、現在文句なしで世界ランク1位の彼。 手塚と対戦するためだけにプロデビューしたはずなのに手塚は既に引退。しかも代理として託されたのはあの不二・・・とさりげに報われないプロ入りながらも、なって以来負けなしというどこぞの生臭坊主を彷彿とさせる活躍ぶり。ただし彼が不二と対戦したのは1度きり。しかもその際不二が(跡部から見たら明らかにわざと)ボロ負けしたため、世間一般では跡部がトップと思われているが、どっちなのかはわからない(らしい)。実のところそう思う跡部自身が『カウンター』気質であり、相手が強くないと本気を出さないため、実際は跡部の方が遥かに強い。なおそんな跡部が本気を出すのはもちろん手塚相手。なので見る者が見れば、跡部はデビュー後以前より弱くなったとみなされる。 俺様気質はもちろん健在。応援は学校レベルを超越し、『世界の跡部様』としてどこへ行っても跡部コールの嵐。 元は不二を想い、彼にリョーマという恋人が出来た時慰められて以来、現在はなんだか千石に流されている。表面上は浮いた話は一切なし。なのでマスコミ陣は彼のスキャンダルを現在頑張って狙っているらしい。ちなみにリョーマ・裕太除いて唯一不二と、そして千石を殴れる奇特な人。佐伯とは負け確実の争いをしまくり、苦汁を飲まされ続けている。 余談として、テニス以外に株の売買でも稼いでいる。ここらへんの才は親譲り。ただし金儲けは父親に、テニスは母親に今だに勝てない。 |
佐伯虎次郎(19歳.181cm) |
六角卒業後も青学メンバーのように中学に顔を出しテニスを教えている(なお高校は六角のまま、大学は氷帝大学部)。 なのでプロデビューは一切せず、アマチュアとして極稀〜に大会に出ていたりする(このメンバーの中で最も少ない)。ただし実力は本気で高く、持ち前の動体視力の良さにボールコントロール技術を組み合わせた拘束[レストリクション](必殺技封じ&行動制限。かつて千石が神尾にしたリズム狂わせ・樹が不二にしたカウンター封じ、そして佐伯自身が英二にしたアクロバティック封じをさらに幅広くしたもの)はかなり強力であり、跡部や不二ですらサーブ除く必殺技は一切封じられ1セットマッチでは負かされるほど。ただし極度の集中力を必要とするため、3セットマッチだと逆に佐伯がボロ負けする。 爽やかとみせかけさり気にどころかあからさまに黒い。なんちゃって好青年振りはさらに拍車がかかり、その対象はかなりの率で跡部へと降りかかる。平気な顔して跡部を殴る蹴るさらには嘲笑から罵倒までしたい放題。ぶっちゃけこの見た目でさらにやられた跡部が嫌そうでなかったならば、とっくに跡部様Fanに殺されてます。 なお実は不二より先にリョーマに会っていた人。7歳のときアメリカでリョーガと知り合って以来ずっと交流関係あり。 |
越前リョーガ(19歳.183cm) |
リョーマの兄(当たり前)。相も変わらず賭けテニスで儲ける毎日。 跡部を『帝王』と賞すると、リョーガは『裏の帝王』として有名な存在(逆に表の世界では無名)。むしろ現在では強すぎて相手がおらず、賭けそのものではなくパフォーマンスとして参加。彼の試合を見るために億単位の金は軽く払われる。実力は不二より上で跡部や佐伯と互角。ただし彼も1セット限定。 7歳の時佐伯に出会って以来アタックの毎日。もちろん冷たくあしらわれて終わり。今だ賭けテニスを続けるのは「金で解決出来る問題に直面したとき便利だから」だそうだ。なお・・・金で解決出来そうで出来ないのが佐伯との関係。「お前のためなら何でもやるぜ!!」と言うと、必ず全財産で微妙に足りない願いばかり出される。 |
越前家・・・南次郎(40歳.176cm)、倫子、菜々子(20歳.167cm) |
手塚・不二の行った留学先は、実はかつて南次郎も通った先だった。おかげでアメリカに一家でいた頃時々コーチを頼まれ、その関係で2人とも知り合いである。不二に「アメリカのJr.で面白い日本人少年がいる」と吹き込んだのは実は彼。ともに堕落の一途を辿りつつある2人(とはいっても精神的なものであり、見た目はむしろ上達していたが)にいい刺激になるのではないかともくろんだのだが、予想以上の効果にほくそえんでいる。 なので2人が付き合うことには賛成である。むしろ奨励しては、そのことでリョーマをからかって楽しんでいたりする。 なお、彼は20歳にしてプロデビュー。1年半後にリョーガが生まれて引退し、その間の偉業は原作同様。 菜々子はホームステイというほど大げさなものではないが、越前一家がアメリカにいた頃何度もお邪魔しており、その関係で不二とも顔見知りである。リョーマの母ともども、不二と付き合うようになって徐々に年相応の表情を見せるようになったリョーマをうれしく思い、2人の付き合いを応援している。 ちなみに菜々子は読み切りそのままに大学ではテニスのサークルに入っていたり。 |
不二家・・・父、淑子、由美子(29歳.170cm) |
母と姉のお菓子作り好きが講じて自宅の一階を改装して喫茶店にした不二家。由美子は仕事があるためそうそう手伝えないが、裕太は高校卒業後ここで仕事をするようになった。甘いもの好きの彼にはちょうどいい職場というわけだ。 ここの喫茶店は不二が有名になったことで一気に人気となり、特に不二の試合の日には満席どころか席がなかろうが入りたいという女の子らで大盛況。なにせ日の光のやわらかい静かな喫茶店に唯一明らかに不釣合いな液晶壁掛けテレビは彼女らのカンパによるものだという時点で、彼女らの熱の入れようはわかるだろう。カンパだけで100万円以上が簡単に集まる不二の人気はそこらのアイドルを軽くしのいでいた・・・・・・。 ―――と話はずれたが、ここの喫茶店には指定席がある。テレビが最も見やすいカウンターの端に2席。いうまでもないがリョーマと不二のためである。このためリョーマは不二の試合をほとんどここで見るが、テレビの向こうで試合している本人の席まで予約してあるのは明らかな矛盾ではないのか、と突っ込まれそうだがそれはなかなか不二と逢えないリョーマへの不二家なりの配慮である。 ちなみにここへは特に不二の試合で忙しい日、英二・桃・杏を中心に青学元レギュラーたちが手伝いに来る。が、そのバイト費は初期の契約時、由美子の口車に勝てず好きなメニューのおごり&格安料金で決定されている。 余談だがここには不二Fanの要望で『不二の好物』たるものが置かれてい『た』―――が、当然の如く予想どおりの代物であったため即座に却下された。 そして由美子は化粧品会社の販売員兼モデルとして働いている。とくに結婚に興味はないためモテはするがまだ未婚。まあ身内やらなんやらにあれだけの逸材が揃いまくって、その上彼女自身も相手には事欠かないとくれば自然と基準も上がるだろう。なお弟の付き合いには賛成派。彼女もリョーマの事をかなり気に入っている。英二・千石の姉と同年齢、また跡部・佐伯の母とも年が近く仲がいい。 |
徳川辰治(25歳.178cm) |
テニプリ読切りキャラなぜか名前まで付いて登場(爆)。現在世界に通用するプロのプレーヤーとして活躍中。幼い頃からアメリカのアマチュアテニス大会でその実力を発揮しており、それを見ていた南次郎に指導を受けていた。プロデビュー後も南次郎には何かと世話になっている。 【voice】にてかつて彼がリョーマを好きだったという事が判明。しかし不二と付き合う現在のリョーマを見て、その気持ちとは完全にけりがついたらしい。今では父親視点で成長していくリョーマを温かく見守っている。なおリョーマが本格的にテニスを始めたのは10歳の頃であり、指導をしたのは父・南次郎であるが、本格的に始める前、かなり幼い頃から遊び感覚で徳川がテニスの基礎を教え込んでいた。 余談だが彼の名前は一度【voice】にて発表したものから変更。ルドルフの柳沢と同じだったことに暫く気付かなかった。・・・ゴメン、柳沢。 |
〜その他詳細〜
1.『先輩』たち(学校問わず)は、暇を見つけては青学の後輩指導に顔を出している。
2.あくまで年齢が上がったのはリョーマ除くレギュラーたちのみのため、1年トリオや荒井・池田・林など普通の部員はそのまま。
3.不二や跡部などの登場により、いまいちメジャーとなりきれていなかったテニスというスポーツが国民的人気のスポーツとなった。ただしその人気を支えるのは彼らFanの女の子たちで、彼らのことは知っていてもテニスのルールは全くわからない、という娘も多い。
4.テニスプレーヤーとして活躍するものは他校にも多い。例として、
・世界トップレベルのプロ・・・・・・ 『天才』不二・『帝王』跡部・『一撃離脱攻法者[ヒット&アウェイアー]』忍足&向日ペア。
・日本トップレベルのプロ・・・・・・ 『ラッキー』千石・『シナリオプレーヤー』観月
・アマチュア(ながらにレベルはプロ)・・・・・・ 『解析不能[アンノウン]』伊武・『黄金ペア』菊丸&大石・『拘束者[レストリクター]』佐伯
など。
彼らのおかげで現在テニス界は1つの転換期を迎え、更にこの世代の選手が勢ぞろいした6年前の中学テニス界は、『中学テニスの黄金期』とまで賞された。
5.CPは一応不二リョ・大菊・せんべ・リョガサエメイン、その他乾海・桃杏・伊武×神尾・忍向です。ただし度合はCPそれぞれ。
等々
さらに何かありましたら随時追加していきます。