現在青学は六角と合同合宿中。共に全国大会出場が決定し、お互い益々の清栄と発展を―――とこれではただの祝辞になるため普通に戻すとして、つまるところ平たく言えば全国前の腕試しをしようという企画である。
2校は互いに関東の強豪であり兄弟校のようなものなので、遠慮したり尻込みしたりする間柄でもない。
遊びも多分に含め、レクリエーションとしての意味合いの強いこの合宿。しかしながら、これをただの企画だとは考えない人物らもいた。
お気軽な腕試し。
コートに2校のレギュラーらが集まる。ぎりぎり戻ってきた手塚含め青学からは9名、六角からは7名が。
彼らを見回し、指揮を取る竜崎が本日のメニューを発表した。と・・・
「それじゃあまずは2校で練習試合だ。試合での実力を見、その後の練習を決める。組み合わせは―――」
「―――何?」
説明は途中で邪魔が入った。謎の台詞に全員の視線が向く。それを発した佐伯の元へ。
いつもどおりの爽やかな笑みを浮かべた佐伯。彼が見ていたのは前にいた監督2名ではなく、
―――横にいた不二とリョーマだった。
こちらも監督無視でじっと佐伯を見つめていた2人。同時に口を開く。
「僕と試合してくれないか、佐伯」
「俺と試合して下さい、佐伯さん」
「さっそくお誘い? 随分俺もモテるモンだな」
茶化す佐伯を無視し、2人は一片のフザけもない真剣な眼差しを向け続けた。ただならぬ雰囲気に、周りも静まり返り3人を注目する。
さすがにこちらも察したか、佐伯が笑みを消し口を開いた。
「理由は?」
「本気の君と対戦したい。全国で僕の実力がどこまで通用するのか試したい」
「アンタに勝ちたい。全国行く前にアンタ倒したい。倒せないようじゃ全国なんて行ってもムダでしょ?」
「へえ・・・・・・」
口端を吊り上げ笑う。好青年の笑みではない。試合中見せる獰猛なものともまた違う。
上に立つ者が下を見下ろす時浮かべる笑みを向け、
佐伯は元の笑みに戻った。ぱたぱた手を振る。
「パス」
「え・・・?」
「対戦カード決めんの俺じゃない。『試合での実力を見、その後の練習を決める』んなら当てんのは似たタイプ同士だろ? 俺なら多分菊丸と当たる」
「そこを何とか」
「無理だって。それに『六角の佐伯』はただのプレイヤーその1だ。お前ら相手になんて恐れ多いだろ?」
「・・・僕よく対戦してるけど」
「それで俺が負けてばっかだろ? ホラ。わざわざ腕試しに俺なんて使う必要はない」
「む〜・・・」
「ていうか、アンタなんでそんな二重生活やっちゃってるワケ?」
「その方が楽だからだろ? というワケだから、試合申し込みなら朝か昼休みか夜かにでも受けるよ」
「・・・・・・結局受けんじゃん」
「受けなきゃずっと付きまとうだろ?」
『もちろん』
異口同音に頷く2人(どうでもいいが2人とも声が似ているため同時に言うと本当に『同じ音』に聞こえる)に、佐伯は了解、と軽く肩を竦めた。
そして・・・・・・
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「・・・・・・世の中って不条理だと思わないか? 何で希望通りに事が進まないんだろうな」
「自業自得でしょ」
「亀の甲より年の功だね。どうやら君の作戦、オジイには通用しなかったみたいだね」
「やれやれ」
試合のオーダーが決まった。六角の方が人数が少ないため2人は2試合行う事になり・・・
―――なぜか佐伯の相手はリョーマと不二になった。
「大体合計人数が偶数なんだから学校に拘らずにきっちり分ければいいじゃん。そうすればこんなヒマな時間は出来ずに済むんだしさ」
「そうしたら合同合宿の意味がなくなるじゃないか」
「だって剣太郎だって樹っちゃんだって試合楽しみにしてたのにさ、なのになんで俺ばっか取るんだって恨まれるよ」
「はいはいアンタの御託はいいからさっさとやってよ」
リョーマに一刀両断される。それでも懲りず、佐伯はボヤきの延長として呟いた。
「試合すんだったら1ゲームずつ交代にしてくれ」
「何で?」
「普通に1セットの試合したら、後の方相手する時疲れてるだろ? それでわざと負けたら怒るだろ?」
「当然でしょ?」
「じゃあそういう事で」
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『そういう事』で行われた試合。
まずはリョーマ。
「ハンデは?」
「いらない」
言い切る。言い切り―――
―――雰囲気ががらりと変わった。
「いきなり無我の境地、ねえ。さて俺にはどんな『相手』が来るのやら」
凄まじいプレッシャーを向けられる。向けられ、佐伯は・・・
くっ、と小さく笑った。
リョーマを見る。かなり下のほうに構えられたラケットを。
「『左殺し』、か。確かに俺には丁度いいな」
見覚えは―――もちろんある。これを使う相手に数ヶ月前負けたばかりだ。そういえばその後リョーマも戦ったか、彼とは。
サーブを打とうとし・・・
「そういうお約束な事やろうとするから跡部が怒るんだよ、佐伯」
「あ、やっぱダメか」
・・・不二の駄目出しに、結局右手には持ち替えずサーブを放った。超ライジングで返って来る球。サーブ&ボレイヤーな自分には痛いか。前に出る隙を与えられない。
「でも前から思ってたんだよな。コレ、左利き右利きあんま関係ないんじゃないか?」
打つ。返すリョーマの球はいきなりアウトになった。
「・・・・・・意外とあったんだな」
「何・・・!?」
「アイツ・・・、回転全部逆で打ってんじゃん・・・!!」
左利きと右利きでの最大の違い。同じように打って、球にかかる回転が逆になる事だ。ならば左利きがあえて逆向きに打ったらどうなるか。
―――当たり前だが右利きでの回転と同じになる。『左殺しの不二裕太』として名を馳せた裕太。その裕太が有名になるきっかけというか丁度いい踏み台となったのが佐伯だが、実は佐伯に勝ったところで左利きとしてはあまり自慢にはならない。これこれこういう感じで、佐伯はリョーマとは違う意味で実質両手利きだ。さすがに裕太とやる時はこんな手には出なかっただろうが。
それでも頑張るリョーマ。菊丸印のステップで分身などしてみれば、
「いくら分身してみても元々いない位置にはどうしようもない」
と後ろにロブを落とされ。
再び裕太でツイストスピンショットなどやってみれば、
「これだけ跳ね上がる球って丁度スマッシュチャンスだよな」
と飛び上がった佐伯にジャンピングスマッシュを食らい、
ならばと風林火山の風などやると、
「その台詞、打つ前じゃなくて後に言った方がいいぞ。スピードボールってすぐバレるから」
と楽々返された。
「・・・・・・ダメじゃん無我の境地」
「お前ヘタに相手のプレイパクるより自分の技で行った方がずっと良くないか?」
自分で駄目出しするリョーマに佐伯が苦笑いする。自分は自分としての技も特にないからいろいろ人のモノをパクったりもするが、技のデパートといった感じに自分のプレイや技がこれだけあるリョーマならば今更人のものを使ったところであまり意味はないだろう。自分に合わないものに関しては尚更だ。相手に合わせ意識的に使いこなすにはもちろん有効だろうが、リョーマは今だにこちらのプレイパターンを把握しきっていない。当然だ。こちらがその時々でコロコロ変えているのだから。
結果として、今回あまり有用的とはいえない技。リョーマが見切りをつけるのも早かった。
「かもね」
頷き、リョーマは元のプレイに戻った。
(残念。もうちょっと点取れるかと思ったんだけどな)
『越前リョーマ』の攻撃が始まる。無我の境地で戦っている時よりもやはり強い。押されたフリをして、佐伯はへろへろのロブを放った。
(さって来るのはジャンピングスマッシュかツイストスマッシュかそれとも・・・・・・)
リョーマが審判台を駆け上がる。ビンゴ。
「COOLドライブだ!!」
誰かが言った台詞に合わせ、一撃が放たれた。一度食らってみたかったその一撃が。
ダッシュで前へと駆け寄る。狙うのは―――バウンドする前。
「その技、軌道はつばめ返しと一緒だよな」
そんな指摘に、リョーマが目を見開いた。佐伯がいるのはセンターラインより前。この間の関東大会では佐伯は英二のマークにつき一切不二の相手をしなかったが、つばめ返しはボレーで楽に返せる。まさか佐伯がそれに気付いていないワケはないだろう。そして・・・
佐伯がにやりと笑う。宙を飛翔したままのリョーマに向け。
「下りられなきゃ打てないぜ?」
「クソッ・・・!!」
急いで下りようとするリョーマ。空中で何をしようと意味はなさそうだが、それでもバランスを崩し少しは早く下りれているようだ。
リョーマが再び無我の境地の状態へと入る。やるのは英二のアクロバティックといったところか。頭を下に、さらに下にラケットを向ける。これなら返せるかもしれない。
頑張るリョーマへと、佐伯は打球を放った。先程と同じロブを。
「なっ・・・!?」
「下に打つとは言ってないぜ? じゃあな越前」
驚くリョーマの上を飛び越え、ボールはラインぴったりに落ちた。
「ゲームアンドマッチ! ウォンバイ佐伯」
不二の無情なコールが響き渡った・・・・・・。
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次いで不二。
「いきなりカットサーブ? 随分積極的だね」
「こうでもしないと本気で来てくれないでしょ? 君」
「つまり気分が乗ったら本気を出せ、と」
「さっさと乗らせてあげるよ」
放たれるカットサーブ。とはいえ軌道を把握してさえいればさして返すのが難しい球ではない。動体視力の良さを生かし、ボールの動きをしっかり捉えていたならば余計に。
オープンスペースを作らないライジングで普通に返す佐伯。返し、前に出・・・
次に不二の放った白鯨に、あっさり抜かれた。
戻ってくる。音でそれを見極め、スマッシュを放つ。ここまでは誰でも思いつく事。立海戦で切原もやっていたか。
そんなこんなで不二も難なく羆落としで対処してきた。
打つと同時、後ろに走る。走りながら、考える。
(さってどうしようかな)
来るのはロブ。追いつき飛びつき打ち返せば再びスマッシュだ。さすがに不二でも羆落としの連打は出来ないだろう。が、これだと普通に返された時抜かれる恐れがある。ジャンピング系のショットは良くも悪くも一撃必殺の傾向が強い。先程のリョーマ同様、打ってあっさり抜かれましたでは結構恥ずかしい。
追いつき余裕を持ってロブを打つのもまた一興。不二が打つ間に前に戻ればいい。まあそれで逆にスマッシュを打たれたら哀しいものがあるが。
悩み、
佐伯はスマッシュを選んだ。飛び上がり、打つ。トップスピン回転のスマッシュを。
つばめ返しが来る。誰もが思い、実際不二も放った。
放ち―――
「アウト」
先程の仕返しかリョーマの冷静なコールに、苦笑いを浮かべた。
「やられたね」
「『トリプルカウンターは《3種類の返し技》じゃなくて《3連続の返し技》だ』。確か最初にそう言ったのは俺だったよな、不二」
「だから君対策に組み合わせたんだよ? さすがにこれだけ前後には動けないだろうと思ってね」
「残念。そうそう一筋縄じゃ引っかからないさ」
「にしてもアンタ、よく考えたねこんな手」
「この間やられただろ? 逆に使えないかと思ってね」
揺れるネットを前に笑う佐伯。かつて樹は、コードボールでシンカーに回転をつけられ不二につばめ返しを打たれた。今回佐伯がやったのはこうだった。
トップスピンで打った球。わざとネットに当てさらに回転を増したのだ。本来トップスピンの球をスライスで打つのは初歩的な失敗だ。球が飛び過ぎアウトになる。不二がそれを技として使用できるのは、どこを狙って打てばちゃんとコートに入るか計算しつくしているからだ。相手の球の威力があればあるほど効果を発揮するのがカウンターだが、いきなり上げられればいくら天才とはいえ対処は出来ない。特に初めてならば。
「で、どうする? 本気で行く? 手加減する?」
「ちなみに今は?」
「80%ってトコかな?」
「なら、100%出させて勝つよ」
「そりゃ楽しみだ」
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そして終えた試合。展開に、結果に、誰もが無言で驚きの声を上げた。
「不二も越前も惨敗・・・?」
「なんで・・・1ゲームだの2ゲームだのしか取れねえんだ・・・・・・?」
「しかも・・・・・・佐伯全然疲れてないっぽいじゃん・・・・・・」
膝に手をつき肩を上下させる不二。仰向けにへたり込んだリョーマ。対して佐伯は汗を掻き息も上がってはいたものの、そこまで目立って疲れ果てた様子はなかった。
試合の結果は今言われたとおり、2人とも1セット分ずつやり、リョーマが1−6、不二が2−6で負けた。
2人を見下ろし(これは身長と体勢により)何度か小さく頷いた後、
佐伯は腕を組みこう結論付けた。
「2人ともそれだけ出来るんだったら十分全国でもやってけるんじゃないか?」
「はあ・・・? どこが・・・?」
「うん・・・・・・」
喘ぎながら、恨みがましい目で見てくる2人。世辞はいらないといったところか。
だから客観的に事実を述べる。
「去年のJr.選抜合宿、大体のメンバーはコレ位の実力だったけど?」
「・・・つまり通用しないんじゃないか」
「逆さ。全国から選ばれた精鋭と同じだけの実力。つまりは全国でもかなり上位クラスって事だ。とりあえず―――
―――幸村にでも当たらない限り、そうそう簡単に負ける事はないと思うよ」
「ちなみにその幸村さん相手だったら?」
「0−6決定だろ。幸村と互角に立ち回ろうと思ったら俺程度は楽に倒さないと」
「ならアンタなら互角に出来るの?」
「ワケないだろ? せいぜい4−6ってトコだな」
「厚いんだね、全国の壁って・・・・・・」
「というか・・・
―――同じ学校にしっかり全国区いんだからそっちでまず試しなよ」
「だって手塚って気軽に実験台に使いにくいんだもの」
「アンタの方が『潰したい』って感じだし」
「リーズナブルに、ねえ。じゃあ次からは挑戦料でも取ろうかな。1回100円くらい」
「とりあえず今日はいいんでしょう? 部活中だもの」
「残念。だから練習外にしようって言ったのに」
「・・・・・・そういう理由だったワケ?」
「他に何があるんだ?」
「・・・・・・・・・・・・もういい」
げんなりとため息をつくリョーマの隣で不二も苦笑いをした。この、今までで最高に威厳のない実力者を眺め。
2人の視線を理解したからだろうか。佐伯はこんな事を言ってきた。
「ちなみに全国、本気でいろんなタイプのプレイヤー集まるからそれ相応の覚悟はした方がいいぞ?」
「多分・・・・・・跡部と手塚と君でもうおおむねは網羅してると思う」
「俺? どこが? 中間って感じで何の参考にもなんないだろ?」
「アンタくらいキワモンの人もそうそういないんじゃん・・・・・・?」
「そんな誉めんなよ//」
「だからさあ・・・・・・」
ため息を深くしたところで、
今まで試合を見ていた手塚が近寄ってきた。
「佐伯、次は俺の相手をしてくれないか?」
「パス」
「何故だ?」
「完全復活した手塚と先に対戦したなんて言ったら跡部が怒る。降りかからなくていい火の粉は降りかかりたくないからな」
「ああなるほど。佐伯ならかける側だものね」
「そうそう」
「・・・否定しないんだ」
「というワケで、お前には丁度いい相手用意しておいた。お前が対戦したがってたってウソじゃない情報渡しといたから喜び勇んで飛んで来んだろ」
「・・・・・・誰がだ?」
答えは―――突風と轟音にかき消された。本当に飛んできたらしい。ヘリコプターの縄梯子を伝い、ジャージ姿のかの帝王が降りてくる。
「よお手塚。俺様をご指名だと? 目の付け所はさすがじゃねえの」
「いや俺は・・・」
致命的な台詞を言われる前に、佐伯が横から口を挟んだ。
「本気で来たんだ。相変わらず暇人だなお前。練習いいのかよ?」
「ああ? これからやんだろ? いいじゃねえか。これも立派な『練習』だ」
「他の部員は?」
「連れてきたぜ。合同合宿なら2校だろうが3校だろうが大した差はねえだろ?」
見上げる。確かに上から手を振ってくるのはジロー然り向日然り氷帝レギュラーだった。そして・・・
「やっほ〜みんな〜!! 俺らも入れて〜!!」
「ずるいっスよアンタたちこんなトコで遊んで!!」
「手塚。リハビリ兼ねてるんなら俺も入れてくれないか?」
・・・さらに見えたのは山吹と立海メンバーだった。どうりで跡部1人を乗せて来た割にはやけに大型だと思ったら。
肩を竦め、
「という感じで相手には不足しないぞ」
「いいのか・・・? 全国前にこんな事をやっていて・・・・・・」
こうして、青学と六角の合同合宿は、他校乱入のはちゃめちゃ合宿へと変貌したのだった・・・・・・。
―――Fin
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この話、アニメと原作のコラボレーションです(言い訳)! 青学と六角の合宿などモロに原作ですしリョーマにCOOLドライブを使わせたい都合上そのまま原作調でいこうかと思ったのですが、なぜか不二の試合はアニメの方が使いやすい・・・・・・。ちなみにトリプルカウンターの連打と返し。それこそアニメでは手塚がやってしまいました。現在進行形相手にネタの温存は失敗するよといういい例その2です。まんまやると哀しいのでちょっと捻り入れてみたりして。
さて全国前の腕試し。原作で不二が橘相手にやってるアレですね。佐伯Fanかつ否橘Fanにして佐伯は全国区だと何の疑いもなく思って青学と六角の合同合宿など見てしまうとこんな考えにしか至れません。あ〜あ。サエ相手でやってほしかった〜(無理)。・・・そういえば同じ全国区なら跡部でやらせるという手もあったな。氷帝復活もなぜかかなり早い段階で知ってたし。
そしてトリプルカウンター。つばめ返しは樹に、白鯨は切原に、そして羆落としは既にリョーマに破られてたんじゃないのか・・・・・・?
ちなみに、映画でリョーガはリョーマ相手に何も(八百長)なしで4−0まで行きました。その後1ゲーム巻き返した辺りで船が爆発炎上しました(ハズ)。その後結局リョーガは負けたようですが、映画ではその後1ポイント分しか流されない。もちろん全部やったらクドいし放送時間間に合わないからでもあるのでしょうが、もう少し現実問題としてかなりヤバい船でその後最低5ゲームやるほどの余裕があったのか、そしてさらにここで5ゲームくらい取られて逆転負けするとお兄ちゃん立場ないです(ノリとしては可能でしょうが。対氷帝D2だの対六角これまたD2だのでは5−0から逆転してますし)。かつてリョーマはリョーガ相手に1ゲームも取れていなかった、と言いますし。と考えるとやはりアレ、ラストにリョーガが負けたのは1球勝負で!?
・・・リョーガとサエが互角だという大前提の元話を作れば必然的にこのような事(大幅な惨敗)になります。いくらなんでも点差付き過ぎだろというツッコミはないと嬉しく思います。なお跡部相手なら6−4か7−5辺り希望。
そしてラストで乱入した一同。このメンツで六角で(ここが重要)合宿ってやってみたいなあ。みんなで釣りとか潮干狩りとか山菜取りとかvv さすがに畜産物はそうないか。いたら朝から牛の乳搾りとか。あ、でも鶏くらいは飼ってそうだ。朝から卵拾いですかvv
2005.4.9