・・・どちらと答えようが強制連行は確定だったらしい。
                      〜根性と忍耐の限界に挑戦!〜





諦めて佐伯についていく。      無理やりでも戻ろうとする。










佐伯:「ようこそ。まあ適当にくつろいでくれ。
あ、今お茶とか出すからな」



・・・という彼に、渡されたのはダーツ。

佐伯:「向こうにボードあるだろ? こっから投げて、刺さったもの出すなv」

なんでそんなシステムなんだろ・・・・・・?
とりあえず『向こうのボード』とやらと向かい合う。高速回転するボード。高速すぎて何が書いてあるのかさっぱり読めない。

佐伯:「ああ、ボードに書いてあるのは10種類な」

『ボードに書いてある』ですか・・・。あくまで『出すものの種類』じゃなくって・・・・・・。
まあ悩んでても仕方ないので。












佐伯と、L字型に向かい合って座る。この位置はカウンセラーの基本だ!
向かい合い、見つめ合い。
暫しの沈黙の後―――



ついに話し始めたぞ!!













ん?














んん?












こ、これは・・・!!




さすが佐伯。生半可な相手とは違うぞ! 1回でも「No」と言うと即座にぶった切られる!
しかもその割にラストの質問だけ「
Yes」「No」で返事が変わるんだ!!






















話し終わった。

じゃあ帰ろうかと席を立つと、

佐伯:「ああ、そこまで送るよ」





佐伯に見送られるまま、


右へ行く     左へ行く

まっすぐ進む





























佐伯:「ん? そんなに話しながら行きたい? しょうがないなあ(//^^//)。
最初に無理やり戻ろうとしてな、質問にずっと『
No』って言い続けると永遠にループするんだ。そりゃそうだよな。戻りたくはないけど俺と話はしたくないっていうし。だからそれ以外の事やらせてみたり。
ま、ひま潰しにはちょうどいいかなってね。やりすぎて指痛めるなよ? 最初に来たヤツは本当にマウス押し過ぎて指に力入らなくなったそうだからな」




































再びぶち当たって。


右へ行く     左へ行く

まっすぐ進む
























佐伯:「お、まだ話す?
そうそう。さっきフォロー聞きそびれたっけ。言ってもらおっかな〜♪」








佐伯:「3回以内によろしくなv」




























またまたぶち当たって。


右へ行く     左へ行く

まっすぐ進む































佐伯:「ん? フォローの仕方がわからない?
フォローっていうほどの事じゃなくてもいいんだ。俺は素直にストレートに君の気持ちが聞きたいんだ。


・・・・・・あ、そうそう。実はそこ、半角英数しか使えなくってさ。
けど、英語でもあるよな? 君の、一番率直な気持ち。
率直で・・・あってほしい気持ち。
『v』とか『!』とかは付けなくてもいいからな。そんなのがなくたってわかるさ。君の強い強い気持ちはね。もちろんフレームに合わせて長くしなくってもねv ただし、



―――小さな声で囁いてくれよ?」
























 


















さらにぶち当たって。


右へ行く     左へ行く

まっすぐ進む


























佐伯:「はあ? やっぱ言葉がわからない?
がっかりだなあ・・・・・・

まあいいや。んじゃ、今から俺が君に、俺の気持ちを言うな。その中にキーワードあるから、それ英訳してくれよ?





『俺は君が大好きだよ? 誰よりも、なんて比べはしない。1
of1。君ただ1人をね。
君のためなら何だって出来る。君のためなら何でもしたい。
ストーカーっぽい? そうだね。俺も時々そう思うよ。
でも、そうでありたいくらい君を想ってるんだ。
君が欲しい。君の全てが欲しい。君の全てを束縛したい。君の全てを支配したい。



俺が、君の全てでありたい。
君が俺の全てであるように





愛してるよ





はい、わかったか? むしろわかったな?」



長いわあああああああああああ!!!!!!!!!!
てゆーか気持ちに行動付随させんかああああああああああ!!!!!!!!!!