テニプリ私的設定
〜相関関係編〜
【リョーマ&不二(偶然遭遇)】
今はもちろん青学の先輩&後輩。そしてその他諸々。
今より2年前、リョーマも不二もテニスを始めた頃、たまたま帰国していたリョーマと学校帰りの不二が遭遇。中途半端に試合をして、また会えると約束して? ―――で、とりあえず本当に会ったらしい。ただしリョーマはすっかりその事を忘れている。
そして実は2人も知らなかったコト。アメリカにて、実はリョーマの母親と不二の父親は仕事上付き合いを持っていたりする。なので子どもの口から『越前』『不二』と名前が出て、むしろ親の方がすぐにそれが誰だかわかった。
そういえば人物編で触れた料理の腕。リョーマと不二を足して2で割るとまともな料理が作れる。なので合宿等で料理を作る際は一切触らせないか、それとも2人をセットにして使う。不二に下準備、リョーマに味付けをさせるといいレベル。逆にすると人間の食える食べ物はまず出てこない。そして2人に同時進行させるとひたすら間違った方向に進んでいく。
【不二兄弟・跡部・千石・佐伯(幼馴染兼ご近所付き合い)】
跡部家と不二家、佐伯家はこの順番で隣同士。そんなこんなで3人は生まれた頃から―――どころか子宮の中からのお付き合い。佐伯&跡部が生まれた時は既に長女由美子を生み子育てに慣れており、なおかつ丁度妊娠5ヶ月程度の安定期に入っていた淑子が手伝いにいき、さらに不二出産時は生後5ヶ月でちょこちょこいろいろ出来出した跡部と佐伯が子守りの真似ごとなんかもした。そして不二の離乳期には2人ともスプーンが使えるようになったため離乳食をあげていたり。ただしまだそうそう口が開かない赤ん坊に対しスプーンすりきりにしか盛らなかった佐伯と比べ、跡部は山盛りに盛ってあげたため当然不二は食べられず、しょっちゅう零す彼に苛ついた跡部が口移しであげたりした。そして生え始めの歯で思いっきり舌を噛まれた。ちなみにこれにより不二は7ヶ月でキスにハマる。―――まあこんなマニアックすぎるネタはいいとして。
千石家は3人の家から徒歩1分程度の位置。保育園にて3人に知り合った。さらに千石の初恋の相手は入園式当日の不二。やったら存在感のありまくり、周りの親すらも引く3人の中でいきなりナンパ。「おれ千石清純。きみかわいい―――」まで言ったところで不二が反応する前に跡部と佐伯に張り倒され、彼の初恋は2.5秒で終わった。
保育園園児及び保母・保父を1日で支配した跡部。そんな跡部に平然と接する不二と佐伯。そして千石は―――もちろん平然と接する方に仲間入りした。理由はもちろんこっちの方が面白そうだから。ちなみに同じ保育園に忍足・鳳・樺地そして裕太もいた。
さらに小学校。実はみんなのいたのは氷帝学園幼稚舎。やはりここでも異様な存在感をアピール。教師ですら彼らには逆らえなかった。ついでにここではジローと日吉除く全員が加わった。さらに小4にて不二兄弟除くみんながテニスクラブに入った。なお幼稚舎と中等部は同じ敷地内にあるため、テニスコートは共用しており、クラブがあるのは中等部が休みな水曜。不二兄が入っていないのはそこまで興味がなかったため。ただし時折遊びに来ては当時既にクラブでも天下を取っていた跡部と最も互角に戦える存在としてみんなに入れ入れとすすめられていた。裕太が入らなかったのは小4頃から兄と比較される事に対しコンプレックスを抱き始めたため。いつ兄が入ってくるかわからない以上入るのはとっても怖かった。というワケでテニススクールに通う事になった裕太。そこで―――の先は次の章をどうぞ。なお小学校の頃、幸村も近所に住んでいたため知り合い。
そして小学5年になる寸前でサエが親の都合で千葉へ引越し。なお越したのは佐伯親子のみであり、さらに1世代上はそのまま残ったため今でも佐伯家は東京にもあるまま。それ以降兄と一緒にいたくない裕太除いて3人でしょっちゅう千葉へいった。なので3人は淳含む六角メンバーとも仲がいい。
残る3人の別れは中学入学にて。やはり次の章にて述べられる理由にて青学に行くと決意した裕太。当然の如く氷帝から青学へ移る不二。千石は中等部への入学試験で落ちた(なお氷帝はエスカレーター式というかつまりは内部推薦だが、そのためには学校が上がるごとに行なわれる試験にパスしなければならない。実質普通の受験と同じ。なお内容は選択式より記述式のほうが多かったらしい)。そして何も無かった(笑)跡部がそのまま中等部へ。
そして中学からは現在のように。なお氷帝は中等部からジローと日吉入学。現在のジローのポジションはかつての不二のポジションそのままだったり。不二を甘やかすノリで跡部は現在ジローを甘やかしている。
余談として、氷帝は小〜大まで揃った学園を生かし、なんと小学校から単位制。やろうと思えば大学生と共に勉強が出来る。さらに全体的にレベルが高く、例として音楽では普通の小中学校ではありえないラインの事をやる。基本がバイオリンとピアノを中心とした管楽器と弦楽器のマスター。絶対音感所持が当り前。転校した佐伯や中学で別のところへ行った千石に不二兄弟、そこで初めてリコーダーを吹いたなどという履歴有り。なお千石はここからさらに発展させギターなども弾きこなし、それを英二が教わった。ちなみに実は跡部はオンチである。とはいっても普通に聴けばまずわからないレベル。むしろ普通に聴けば千石の方が単純に音は外していたりする。が、楽譜とは違うがバックの音と合わせて聴いて不自然ではない外し方をする千石と比べ(ちなみにこんな事が出来る時点でむしろ歌は上手いと言える)、跡部はそれこそ絶対音感を持っていなければわからない程度だが歌声自体がやったら存在感あるためわかる人にはとことん目立つ。なので不二や特に佐伯にはからかわれまくる。
余談その2。跡部の視力はかつては千石と互角に張り合う3以上だった。悪くなった(?)理由―――4人で遊んでいて花火の火花を目に入れられたから。普段から4人の遊びはやたらと危ない。この時も、最初は打ち上げ花火を手に持っての古今東西ゲーム、ねずみ花火の撒き散らしから、ロケット花火を中心とした全般の掛け合いぶつけ合いとなっていた。失明確実とまで言われていた跡部。治療の甲斐あって視力を落とす+遠視となる程度で済んだが、事情を知る者たちの間ではこの時持てる運を全て使い果たしたと面と向かって言われまくっている。当然の如く現在跡部に1番というか唯一足りないものは『運』である。
【越前兄弟・佐伯姉弟・ケビン(幼馴染その2)】
アメリカにての幼馴染。リョーガと佐伯にその他3人はいつも苛められ続けていた。リョーマとケビンは、越前家がアメリカに越してきてすぐ仲良くなった。
リョーマ&ケビン3歳の時真斗5歳が隣に越してきて、『優しいお姉さん』として好かれた。が、
さらに2年後、リョーマら5歳リョーガ7歳の時、たまたまこちらに尋ねに来た佐伯と知り合い・・・・・・真斗のイメージが格段に落ちたのはその後間もなくだった。佐伯とリョーガは腹黒苛めっ子同盟として仲がいい。
【裕太と現青学3年メンバー主に英二と一部不二(テニススクールの先輩後輩)】
小4にてテニススクールに通う事になった裕太。なんとそこにいたのが英二だった。なんだかワケのわからんノリであっさり仲良くなる2人(爆)。まあ菊丸家末っ子英二にとっては可愛い弟、裕太にとっては今までにないお兄ちゃんタイプ。仲良くなったところで無理はない。そしてこちらは普通に公立小学校へ通っていた英二。範囲が近くなので手塚除く現青学3年メンバーも同じ学校。彼らはテニスクラブに入っていて、英二はそれだけでは飽き足らずスクールにも通っている。英二を介して互いに親しくなる。その中で「俺たちは青学へ行く」という話を聞き、裕太もそっちへ行こうと決めた。なおこのような出会いのため現青学3年メンバー(って書くの長いな〜・・・)は裕太の事を『不二の弟』としては認識していない。どころか逆に青学にて初めて不二と会った時『裕太のお兄ちゃんか!』と言われ兄を感激させたらしい。まあ余談だが。
こんな感じで裕太と手塚除く現青学3年メンバーとは仲がいい。くどいようだが現3年メンバーとは。入学後テニス部には寄り付いていないため、2年らとは完全他人同士。
なお裕太がテニス部には入らないわ半年で転校するわしておきながらわざわざ入学試験パスしてまで青学に入った理由。
―――一度決意したものは変えられなかった。以上。しかも英二らも同じ中学になることを楽しみにしていたためなおさら変え(あるいは氷帝中等部にそのまま上がり)にくかった。
【木更津と裕太、さらには佐伯(エセ兄弟Part3?)】
不二・佐伯に続き裕太にとっては3人目のお兄ちゃんのようなもの。一見ずばっと突っ込むようでその実嫌なところへは決して踏み込まない。そんな木更津の接し方はどことなく2人と似ているらしい。
木更津にとっては限りなく弟のような兄を彷彿とさせるやっぱり弟。兄弟にライバル心を燃やす裕太はやはり亮に似ているそうだ。
木更津はもちろん元六角生として不二のことも知っている。さらに六角にて親しくしていた佐伯に裕太の事も聞いている。『青学の不二の弟』とスクールのコーチに言われた時点で裕太の事はわかっていた。なお裕太はその事を知らない。
ルドルフ行きを直前まで家族には相談しなかった裕太。しかし前々からいろいろ話も聞いてくれていた佐伯に関してのみ相談をしていた。一方木更津もまた客観的事実として裕太の事を佐伯に伝えていた。それらを総合して―――佐伯は裕太のルドルフ行きに特に反対はしなかった。裕太の気持ちを尊重する意味もあり・・・・・・・・・・・・裕太を不二から離すという意味もあり。不二溺愛の彼と跡部にとって不二の裕太溺愛思考は相当邪魔なものだった。
【跡部と不二・千石・佐伯、そして忍足・ジローを中心とした氷帝部員に手塚(跡部に必要なのは誰?)】
『お兄ちゃん気質』な跡部。最もそれが発揮されるのが対不二とジロー。普段は厳しく? しつつも最終的には「しょうがねえなあ」と甘やかす。
そんな跡部が『弟』に回るのが対佐伯と忍足。なお単純に誕生日順ではないので悪しからず。『お兄ちゃんとしてしっかりしなければ』と普段なかなか気を緩められない跡部が2人に対しては気を許すというか分類すれば甘える。ある意味唯一ワガママになるのがこの2人相手の時。「しょうがねえなあ」などとは絶対に妥協しない。おかげで佐伯と跡部は普段から衝突しまくる。忍足はむしろ逆にそんな跡部を「しかたあらへんなあ」と甘やかす。わかりやすい区別の付け方として跡部は佐伯と忍足の前でのみ普通に寝こける。
これらを足して2近辺で割ったのが千石。思いっきり甘えて殴られる中で跡部の警戒心を解き、中へ入れば逆に跡部を弄ぶ(笑)。千石の多面性芝居は跡部に対し最も発揮される。恐るべし『食わせ者』。
氷帝メンバーらはこのような跡部に対してもよく理解している。ただのワガママナルシー男ではないとわかっているから跡部の友人として、また彼の治める部活の部員としてやっていける。日吉のみならず全員下克上志向であろう氷帝部員がそれでも跡部に従うのは、彼の実力やカリスマ性だけではないだろう。実は氷帝は不動峰・六角と並んで『3大まとまりのある部活』の1つである。
さらにそんな『友人』とは別の意味で親しいのが手塚。不二とリョーマの関係同様互いに認め合い、高め合える存在である。
なお、跡部は『お兄ちゃん』をするのが嫌なワケでも疲れるワケでもない。ただ『お兄ちゃん』であると同時に佐伯にとっては『弟』状態であるため両方の立場であるのが普通だと認識しているだけ。そして佐伯は天然生まれついての『お兄ちゃん』。性分なのでむしろ彼は『弟』となる事を嫌がる。
【千石と亜久津(『悪』者繋がり)】
さて氷帝幼稚舎から山吹中等部へ移ってきた千石。今までがどことなくどころかどこもかしこも通常とは大幅に違った生活(主として友人付き合い)を送ってきた彼にとって、山吹での生活ははっきりと退屈だった。そんな中知ったのが亜久津の存在。中学入学初っ端っからグレ、他人を拒み続けているこの男は面白そうだ。
というわけでさっそくアタック。「ねえねえ君亜久津だよね。同じ中学の。俺千石清純。よろしくv」。そしてもちろん拒絶の暴力。「ああ? テメエ喧嘩売ってんのか?」。しかしながら今まで跡部と佐伯による暴力というか最早リンチに慣れ親しんできた千石にとって、急所をあえて外す手加減の一発は『暴力』などと呼べる代物でもなく。それでもこちらもあえて喰らうのは、亜久津のようなタイプは跡部と違って反抗するより手下っぽくなるほうが早そうだと判断したから。実際毎回拒否られては懲りずにアタック、現在の太一と同じ事を続ける千石に先に折れたのは亜久津だった。
ちなみに酒は飲みながらもタバコは一切やっていなかった千石にタバコを教えたのは亜久津。さらに千石が跡部と佐伯にもすすめた。3人は依存症にならない程度に吸っていたり。
ついでに酒に関しては亜久津より千石の方が強い。張り合いDownする亜久津を毎度解放してやっては彼のプライドを傷つけていることを―――もちろん千石はわかっている。
【跡部・切原・リョーマ(佐伯に苛められ隊)】
わざわざ説明の必要がないくらいそんな感じ。もちろん佐伯以外の人にも苛められている特に跡部。なおそんな跡部は大石・南・真田と共に『胃薬友の会』、あるいは『報われない役職同盟』の一員。
2004.3.9(2005.5.25一部変更)