2人きりの寝室にて。準備をする樺地の前では、
「よし。いいぞ、樺地」
跡部が裸になり、ベッドに横たわっていた。
密室状況下
「あ・・・・・・。 ちゃんと・・・揉めよ・・・・・・?」 「こうで、すか?」 「く・・・! ん、いいぜ・・・・・・。 上手く、なってきたじゃねえの・・・・・・」 「ありがとう、ございます」 |
||
「あ・・・、ん、あ・・・・・・。 そこ・・・・・・いい・・・・・・」 「ウス」 |
||
「いいぞ・・・そこだ・・・・・・。 突け、樺地・・・!」 「ウス」 |
||
「痛つっ・・・!」 「申し訳、ありません・・・! 止めますか?」 「いや・・・、いい、このまんまで・・・・・・。続けろ・・・・・・」 「ウス」 |
||
「ぐ・・・! 熱・・・・・・。 からだ・・・めちゃくちゃ熱ちい・・・・・・」 「う・・・。やはり、止めますか?」 「いい・・・っつってんだろ・・・? ん・・・、続けろ・・・・・・。すぐに、よくなる・・・・・・」 「ウス」 |
||
「あ・・・、あ・・・・・・! 気持ち、いいぜ・・・・・・。 そのまま・・・いけよ・・・・・・?」 「ウス」 |
||
「樺、地・・・!」 「ウス」 「やっぱ・・・・・・、てめぇは、最高、だ・・・・・・!」 「・・・・・・ウス」 |
・ ・ ・ ・ ・
2人きりの寝室にて。片付けをする樺地の前には上半身裸の跡部がいて。
「跡部さん、肩・・・・・・」
先に気付いた樺地が呼びかける。促されるまま、跡部も視線を下へと送り―――彼もまた、気付いた。
「ん・・・?
―――あーあ、やっぱ痕になっちまってたか」
「すみません・・・」
「いや、お前のせいじゃねーよ。続けろって言ったのは俺だしな。
にしても・・・・・・」
「ん?」
「灸ってどこまでやりゃ効果が出んのか未だに不思議なんだよな。こん位やんねえと意味なさそーだしな」
「でも・・・・・・火傷するほどは・・・・・・」
「危ねーか? やっぱ」
「ウス・・・・・・」
「そうだな・・・。なら次からはお前の意見にでも従ってみるか」
「いえそんな・・・自分は・・・・・・」
クッ、っと薄く微笑みそんな事を言ってくる跡部に、針をしまう手を止め樺地は顔を上げた。
跡部の笑いがさらに大きくなる。
クツクツと笑いながら、
「おいおい、ンな謙遜すんじゃねーよ。自分じゃ頼りになんねーならお前アテにするしかねえだろ?
ま、とりあえずは次考えよーぜ? ご苦労だったな。下がっていいぜ」
「ウス」
片付けも終わり、退室していく樺地。決して自分に後姿は見せない徹底振りに、声には出さず苦笑する。
「失礼しました」
「ああ」
軽く手を上げ短く答え、
跡部は言葉を続けた。
「また頼むぜ。やっぱマッサージはお前が一番上手い」
「ウス」
―――Fin
・ ・ ・ ・ ・
何なんだこの話、って感じですね。好きでありながらあまりやっていない誤解誘発話18禁verでした。跡部は実際のSEX時は意地でも声抑えそうですが、逆にマッサージだのなんだの『普通の』場合は油断して声出しそうです。PS2ソフトの『S.H!』、体力切れにおける跡部の喘ぎ声に悶絶しているのはきっと私だけじゃないはずだ!! も〜どう見ても自爆技多すぎの跡部と体力無さすぎのサエ対戦なんてやるとホンット!
試合そっちのけでドッキドキものです。そしてこの2人の相方としてそれぞれ不二先輩と千石さんをつけておくと・・・・・・なんで前の2人だけ喘ぎまくり後ろ2人は元気いっぱいなんだろう・・・・・・? 私のやり方が悪いのか(当然)・・・・・・?
さて樺跡、いや別に私が好きなワケでもありませんけどね(爆)。ただきっとマッサージ然りSEX然り、跡部が絶対リードするんだろうな〜というか樺地は絶対跡部の指示のままに動くんだろ〜な〜・・・・・・などと思って出来た話です。「あ、そこだ、樺地・・・。ん・・・、いいぞ・・・・・・」とかそういった感じに。
では以上、エセ18禁としては恐らく恐ろしく使い古されてむしろ新鮮かもしれないいやそれは骨董品的価値があるというのでしょうそんなネタ(どんなだよ・・・)でした。
2004.3.28〜29