シーン1 せんべにおけるサエ的突っ込み術

 短編にての一番の感動ポイント。簡易お見合いゲームみたいなものに、出てきては毎度恒例ダジャレを言うダビデをバネさんが突っ込むのですが、その隣にサエがいるおかげで3回も連打で画面に出てきます。しかもラストは体張って止めます。「ストップバネさん!!」といった感じで。
 この話を映画を観ていない友人にすると、「ぜひ他の人でやって欲しかったでしょ?」と言われます。私の答えは
Noです。その理由は・・・・・・



 お見合いゲームに出ていた千石。「どんな女性が好みですか?」と尋ねられ、このように答えた。
千石:「もちろんこの世の女性全部ですvv」
跡部(客席にて):「てめぇ千石!! 堂々浮気宣言か!! ぜってー許さね―――!!」
佐伯(隣にて):「はい観るときは静かにしような景吾v」



 ぐわ〜〜〜ん!!!



 どこから取り出したか、金タライ平面部で顔面を打たれ跡部がずるずる崩れ落ちた。遠心力を利用し力の限り(文字通り)思う存分叩き付けた男は、やはりどこへともなくしまい込み。



佐伯:「問題もなく順調に進んでるな。さすが景吾。いつも慎重派なだけある」
一同:『(いや、アンタの隣で問題発生しまくってますが・・・・・・)』



 誰も突っ込みを入れられないまま、こうして本日一番の問題は闇に葬られ、平和にイベントは終わりを迎えたのだった・・・。


―――

 ・・・・・・つまり事程左様に3回もかからず1回で終わるからだったりします。なおその様に力説したら、「君のサエ、どんどん人間凶器化してるね」と言われました。そんな事ないですよ? 身一つで危険なのは跡部です。サエはひとり最終兵器[アルマゲドン]です(それこそ力説)。

2005.2.11