テニプリパロディ略してパロプリ劇場
―――スリップスリップ千石次第!―――





第9回―――4


 笑い声に撫でられ、場が凍る。
 息も出来ないほどの張り詰めた空気の中、
 恐怖に耐え切れず、まずリョーガが口を開いた。
 「・・・・・・その笑い声はぜってーおかし―――」
 どごっ!!
 口を開き―――開いたまま地に倒れ伏した。そういえば光秀の死因というものはさすがに知りはしないが、もしかしたら刺殺ではなく撲殺かもしれない。
 影からわざわざ角張った石をぶん投げてきた相手・・・・・・佐伯が出てくる。笑い声は納めて。
 出てきて・・・・・・
 「ついに来たなリョーガ。以前はまんまと逃げられたが、ここで待ってた甲斐があった。
  ―――さあ観念してもらおうか!! そんな僧侶に変装したところで俺の目は欺けないぞ!!」
 「ぷぴ」
 「ってナチュラルに欺かれてんじゃねえ!!」
 どごっ!!
 投石第2弾。今度は跡部の放ったそれが、びしりとエセリョーガを指差すボケ男のどたまに見事命中した。
 「何すんだ景吾!! 確かにリョーガを守ろうとしたお前には苦しい事かもしれないが、それでもこれはやらなければいけない事なんだ!」
 「そこまで使命感帯びてなんで相手間違える! ちゃんと事前の突っ込みは本人に入れたじゃねえか!!」
 「いやあれは脊髄反射で」
 「てめぇの脳みそは脊髄以下か!?」
 挫けたくてたまらない。なぜ自分たちはこんなヤツに怯えて逃げなければならなかったのだろう・・・・・・。
 (いやまあ最初っからわかってはいたんだがな・・・・・・)
 《ホントにサエくんって期待裏切らない人だよね〜・・・・・・》
 悟りを開く跡部。いっそ感嘆の声を上げる千石。
 そろそろ頭がまともに動き始めたらしい。佐伯もきょとんとし、
 「―――ああっ! リョーガが2人!! これは、幻の『忍法・分身の術』!?」
 「違げえ!!」
 「どっちが本物なんだ・・・」
 「恋人なら見抜いてやれよリョーガ可哀想だろ・・・!?」
 「いやもーいいぜ・・・? 俺なんてお前にとっちゃ所詮その程度だったんだよな・・・・・・」
 「ああなるほど。この後ろ向きな方が本物リョーガ」
 「・・・。
  ありがとな佐伯。いっそそれでも見抜いてくれるだけで嬉しくなってくるぜ」
 《うう〜ん。天晴れなまでの後ろ向き精神だね》
 「いやいやどういたしまして」
 「礼言う前に謝ってやれよ!! てめぇのそういう態度がリョーガをこんなんにしたんだろーが!!」
 ・・・・・・・・・・・・。
 疲れた。
 ぼりぼり頭を掻き、
 「あー佐伯久しぶりだな」
 「ああ。久しぶりだな」
 「んじゃまたな。リョーガ行くぞ」
 「ああ。またな」
 最短の挨拶で終了。跡部はリョーガの襟首を引っ張って立ち去ろうとし・・・・・・。
 「・・・・・・さすがにこういう案は無理だった、と」
 呟いたのは引っ張られるリョーガだった。すれ違い様振り下ろされた刃を両手で受け止め。
 「真剣白刃取りか・・・。さすがだなリョーガ」
 「いやいやどーも。むしろ今のはお前より跡部クンの方が俺に対して殺意があったように感じんだけどな」
 「気のせいだ。面倒だからさっさと終わらせようともしてねえ」
 「いいけどな・・・・・・」
 手を放す。リョーガが下に落ちた。そのまま上に戻ると喉に刃を突き刺されていたが。
 今度こそ改めて。
 「佐伯! 今のコイツはただの落ち武者その1だ! わざわざ殺す必要がどこにある!」
 「跡部クン酷でえ・・・」
 「確かに。今のコイツは部下の反乱に遭いあっさり地位を剥奪されたただの一落ち武者だが―――」
 《輪をかけて酷いよサエくん・・・》
 言葉を切り、佐伯は(今度こそ本物の)リョーガを指差した。
 「電卓を見ろリョーガ。執行部からパクってきたヤツ」
 「部員の標準装備だ!!」
 「つまりクビになったお前にはもう必要のないもの。なのに返す義務を怠った。即ち『パクった』」
 「・・・・・・・・・・・・」
 無言でリョーガが電卓を見下ろす。
 「ヒストローム値は? 下がったか?」
 「いや、まだ1以上だ」
 「なぜ? 本能寺の変が起こり信長は歴史から抹消。山崎の戦も起こり光秀軍が敗退した。起こるべき事は全て起こった。
  なのになぜ下がらない? あと足りないのは何だ?」
 「足りねえのは・・・・・・・・・・・・」
 口篭もるリョーガ。佐伯も一度切って、
 言う。





 「お前の死だろう? リョーガ。
  いや、
  ――――――明智光秀」





 誰も何も反論は出来ない。
 納得の証と受け取り、佐伯は手にしていた短刀を構えた。
 「さあ、総仕上げと行こうか」
 「待―――!!」
 慌てて止めようとする跡部。手を伸ばし2人の間に入ろうとし―――
 「どけどけぇ!!」
 「危ねえ!!」
 ―――いきなり乱入してきた馬に、危うく轢かれかけた。
 引き寄せ脇へ飛びのくリョーガ。2人を蹴りどけついでに馬も蹴り倒す佐伯。
 《2人の性格の違いがよく出たね》
 (つーか、何よりも自分の嫉妬優先させた佐伯に今俺は本気で尊敬の念抱いたぜ・・・・・・)
 一応これは心の中に留めておいた。逆に佐伯が助けてリョーガが倒したなら一番被害は少なかっただろう。
 「どおおおおおお!!!」
 哀れ被害者1号か3号。いや馬入れれば4号か。
 カッコ良い悲鳴を上げ地面を転がったのは・・・・・・
 「あ? おっさんじゃねえか」
 「その声は―――光秀!!」
 全身ズタボロで、おっさんこと光秀の元部下兼裏の反乱主犯者斎藤利三が立ち上がった。
 「・・・つーか、マジで全身ズタボロだな。どうしたよ?」
 跡部が首を傾げる。最初は佐伯に吹っ飛ばされた分かとも思ったが、それにしても怪我が多すぎる。ここまで来れただけでも拍手ものだ。
 が、全く質問に答える気のないらしい利三は、代わりに警戒態勢を取った。
 「跡部まで!!
  そうか貴様ら共謀していたのか!! そして私を殺すため待ち伏せていたのだな!?」
 「・・・・・・・・・・・・あん?」
 「暫く会わねえうちに、まった随分壊れたみてえだなあ」
 「何だ。この手のタイプは最初から壊れてんのかと思った」
 「そう言ってやんなよ佐伯。これはこれで・・・・・・初期の頃はもうちっとまともだったぜ?」
 《いや全然フォローになってないよリョーガくん?》
 「『これはこれで』の後に本当は何続けるつもりだったんだろうな?」
 「うるさい!! こうなったら貴様ら全員斬り捨ててくれるわ!!」
 「うおっ!」
 刀を振り暴れ出す。多分にヤケクソ込みだが、ここまで徹底して暴れられると危なくてたまらない。
 危険を冒してまで止める義務もないので全員後ろ向きに下がり・・・
 「それとこれと言うのも全て貴様が現れたのが悪いんだ!!」
 一瞬だけ正気に戻ったらしい利三が、標的を跡部1人に絞った。
 「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
 「―――っ!」
 一直線に突っ込んでくる。跡部も全身のバネを使ってその場を飛びのき―――





 ドズッ――――――!!!





 「が、は・・・・・・」
 突如横から飛び出てきた槍に突き刺さり、利三は一声遺してその場に崩れ落ちた。
 「?」
 「? ?」
 「???」
 跡部がリョーガを見る。リョーがが佐伯を見る。佐伯はぶんぶん手と首を振っていた。
 3人で槍の飛び出た方を見る。
 そこから土民姿の男が現れた。
 「よーしよーしかかった!!
  いっや〜『薮から棒』とはよく言うが、まっさかホントに出来るとは〜!!」
 男は、3人にはまるで気付かず利三へと近付き、
 「んん〜? なんっか上モンっぽさげな鎧だな〜・・・・・・と?
  ―――おお!? この鎧兜、まさかコイツぁ光秀か!? 敵軍大将じゃねえか!!
  やーりぃ!! 超大モンだぜ!! これで俺も秀吉様にご褒美貰えるってモンだ!!」
 「ええっと・・・・・・」
 「あの・・・・・・」
 オズオズと手を上げる。リョーガ―――世間一般が言うところの『光秀』が。
 男はようやくこちらに気付き、
 ―――警戒姿勢で槍を構えた。
 「何だ何だお前ら!! さてはコイツの首が狙いだってか!?
  させねえぞ!! コイツぁ俺んモンだ!!」
 『・・・・・・・・・・・・』
 目が本気だ。
 多分説得は無意味だろう。たとえ否定したところで、手柄を横取りするための嘘だと思われるのがオチだ。
 「(ま、いっか)」
 目線でリョーガが2人に問う。後で違うとわかっても、それで悲しむのは本人だけだ。『落ち武者狩り』である以上、光秀軍なら誰でもいいだろうし、斎藤利三となれば光秀よりは格下扱いだろうがそれでも立派な中心角だ。
 跡部もやってられねえとばかりに空を仰ぎ手を振り。
 そして佐伯も。
 「ええ。俺たちは邪魔はしませんしその首に興味はありません。どうぞご自由になさって下さい」
 「・・・そうか? んじゃそうすっからな」
 納得したようで、男が引っ込んでいった。
 「さ、て、と」
 問題が片付き向き直る佐伯。殺意を帯びた瞳に跡部も天から視線を戻した。
 リョーガも一応元上司という事で見送っていた眼差しを戻そうとして・・・・・・
 「――――――!?」
 「・・・どうした? リョーガ」
 「いや、何でもねえ・・・・・・」
 視線を戻そうとし・・・
 ・・・・・・やっぱもう一度後ろを向く。利三の傍らに跪いていた男がこちらを向いていた。ひらひら手を振って。
 「・・・・・・・・・・・・」
 やはり先ほどのは気のせいや目の錯覚ではなかったらしい。
 歩み去りながら肩越しに振り向いていた男。物事全てを面白がるその目は、この7年で一番よく見てきたものだ。
 たとえどんなに顔を作り変え服を変えようが決して変わりはしない。隠せはしない。誤魔化せはしない。本人が望む限り。
 あの目は、間違いなく・・・・・・
 「ああ真剣勝負中悪りいがちっとタイム」
 「・・・ああ?」
 ぱっとリョーガが手を上げた。
 不審げな目を向ける2人に、笑って親指を立てる。後ろに向け、
 「一応あんなんでも元部下だしな。最くらいは付き添ってやっていいか?」
 「・・・・・・・・・・・・まあ、お前がそうしたいんなら」
 「だがアイツはお前裏切ったヤツだろ? ンなのにそこまでしてやる義理あんのか?」
 普通に促す佐伯に対し、それこそ友情に厚い跡部は利三に対し嫌悪感を露わにした。
 いなすように手を振り、
 「ま、それでもな。世話ンなった事にゃ代わりねえし。
  多分俺が『本能寺の変』なんて起こしちまったからいろいろ変わっちまったんだろうな」
 「リョーガ・・・・・・」
 跡部が呟いた。ため息と共に。
 「ンなのだからお前は甘めえって言われんだよ」
 「でもって君もな、跡部クンv」
 ウインクを送り、リョーガはそちらへと近付いた。利三と――――――白石の元に。





・     ・     ・     ・     ・






 屈み込む。せっせと鎧を引っぺがし首を掻っ切っている男の元へ。
 「何やってんだお前?」
 手は止めないまま、男―――白石が顔を上げた。普段とは全く違う顔を。
 見た目
40歳程度のむさくるしい男。21世紀程度に流行した特殊メイクかCGかのようだが、もちろんこの時代にそれらはない。
 変装は忍者の基礎だ。たとえメイク技術は発達していなかろうが、その分声や態度で完全以上にカバーしている。あえて教えられなければ、長年見てきた自分でもわからなかった。
 (もしかしたら、逆かもな)
 実はリョーガ、白石の年齢を知らない。適当に
10代〜20代だと思っていたのだが、その程度なら7年もあれば顔は変わるはずだ。今思い返してみても、全く変わった覚えがない。体の動きは俊敏だが、若者でもそうありえない程だ。逆に言えば、中高年だとしてもありえなくはない。
 (これが素顔だったら・・・
  ・・・・・・さあってどーすっかな〜・・・・・・)
 最後の最後で衝撃の事実だ。まさか自分が散々寝床に誘った相手がこのむさくるしい男だったとしたら・・・・・・・・・・・・。
 浮かんできた嫌な考えはなかった事にして、リョーガは頭を振り雑念を払った。
 白石が会話を続けてくる。小声につき普通の口調で。
 「ひっどいわ〜光秀様。『一応あんなんでも元部下だし』なんて」
 「間違ってねえだろ?
  全然媚びねえでよ。俺より偉そうだったじゃねえか」
 「その分成果は挙げたやろ?」
 とんとんと指で利三を指す。さらに跡部を。



 ―――『んで、跡部に手ぇ出したら始末しろ、っちゅーんか?』



 否定はしておいたのだが、彼はこんな口約束をも全うしたらしい。
 リョーガが目を細めた。眉を顰め口を窄ませ―――
 ―――結局笑った。
 「うわ痛ってえ台詞だなあ! 頑張ったのに会社クビんなった俺へのあてつけか?」
 「所詮は過程より成果やろ」
 きっぱりと言い切り、
 白石は続けた。
 「負けたで光秀軍。自分の言う通りになあ光秀様」
 「だろーな。まあ、
  ・・・・・・まさか『光秀』が指揮取ってなかったとは、さすがに知らなかったけどな」
 「毛利輝元の敵対、細川藤孝・筒井順慶の裏切り、秀吉の素早い帰還。ホンマ、自分の『未来[さき]読み』通りや。
  でもって―――」
 「ん?」
 含み笑いを浮かべ、
 リョーガを指差す。
 「自分が『光秀』やったおかげで敗因1つ増えたで。
  ――――――光秀軍が内部分裂起こしおった。正確には、部下が上に逆らいおった」
 「それって・・・・・・」
 「『俺達が仕えているのはあんたじゃない!! 光秀様だ!!』。
  見ものやったで〜? 利三とその一派追い出して、一斉に白旗揚げおった。
  ワケわからんて争い集結。秀吉軍も、あんまりの潔さっぷりにそれ以上攻撃出来ひんかった」
 「んじゃ、あいつらみんな死んでねえのか?」
 「あくまで気にするんはそっちなんか・・・。
  まあ、そない間抜けな大将さんやからみんなついてくんやろうけど」
 少し引っかかるところもあったが、軽く流しリョーガが安堵の息をついた。
 そんなリョーガの肩を、裏拳でぽんと叩く。
 顔を上げるリョーガ。その前で、白石は笑みの仮面を取った。
 最後にして初めて見る。笑っていない白石。本当に笑っている白石。
 笑って、
 言った。





 「たとえ自分がこの時代の人間やないとしてもな、俺らにとって自分は最高の大将さんやったで。
  ―――自分に仕えられてよかったわ、リョーガ」





 「白石・・・・・・」
 リョーガが驚きの表情を浮かべた。掛け値なしの賞賛もまた、7年共にいて初めて聞いた。
 白石が笑う。元の笑みに戻る。
 「胸張っていき。自分には俺らがついとる。俺ら『仲間』がな」
 「・・・・・・・・・・・・。
  ――――――ああ」





・     ・     ・     ・     ・






 戻ってきた。己に死を運ぶ死神の元へと。
 「もういいのか?」
 「ああ」
 問われ、頷く。
 先程までの恐怖は消えていた。不思議なほどに、穏やかな気分だ。
 「じゃあ―――」
 再び佐伯が短刀を構え、
 「ちょっと待てよ佐伯!!」
 「そうとね。殺す時は出来るだけ相手を苦しませないよう刃はよく砥いで」
 「推奨すんな!!」
 「ああ大丈夫だ。しっかりそれは済ませてきた」
 「てめぇも認めんじゃねえ!!」
 「ああいや、もーいいぜ跡部クン」
 「ほらコイツもこう言ってんだからちゃんと聞き入れて―――!!
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今なんつったリョーガ?」
 怪訝な顔で跡部が止まった。
 穏やかな笑みを浮かべ、リョーガが言う。
 「もーいいや。ここで死んで」
 「・・・・・・・・・・・・何でだ?」
 「ん〜。なんてーかな。
  俺は・・・生まれは違うが・・・この時代に生きてやるべき事もやりてえ事も全部やった。
  俺は『明智光秀』として満足出来る一生を送った。
  ―――ならこのまんま死んでもいーんじゃねえ?」
 「ンなの・・・・・・よく・・・・・・」
 笑顔にあてられ、跡部がもごもご口篭もる。
 ぽん、と頭に手を置き、
 「ありがとな跡部クン。ずっと、こんな俺の友達でいてくれてさ。
  君のおかげでここまで来れた。満足出来た。
  君は俺の最っ高〜の! 友人だぜ、跡部クンv」
 「リョーガ・・・・・・」
 「じゃあな。
  俺との友情、忘れねえでくれよ?」
 手が離れる。リョーガが離れる。
 佐伯と向き直り、
 「いいぜ佐伯。お前に殺されんなら本望だ」
 「そうか。なら―――」
 佐伯が刃を振り上げる。
 「ンなの・・・ぜってー・・・・・・」
 時がゆっくり流れた。
 「ぜってー・・・・・・俺は・・・・・・・・・・・・」
 ゆっくりと、刃が振り下ろされ―――










 「ンなのぜってー許すワケねーだろ!!!???」
 ギィン――――――!!!










 2人の間に立ち、抜いた短刀で刃を受け止める跡部。
 リョーガを庇い佐伯に対峙し、
 吠えた。
 「今すぐ刃を引け。殺すのを止めろ。
  でねえと―――





  ――――――――――――俺が相手だ!!」



―――最終回 1











 ―――こんな感じの第9回。ついに石松を庇いうららが薔薇之介に刃を向ける!! ・・・・・・のですが。
 ・・・実はこの配役での哀しい誤算。跡部がサエに刃を向けたところで何のインパクトもありません。多分すっかり忘れ去られているでしょうが、一応この話では、跡部はただのか弱い(?)中学生、対してサエはプロの殺し屋ですよ〜〜〜。
 では残り1回。2人は本当に戦ってしまうのか。そして勝ったサエ(一応以下略ですし、負けるのも・・・ねえ)がリョーガも殺すのか。それとも違う未来が待っているのか。
 驚き(多分)のラストを、暫しお待ち下さいvv

2006.1.2526