おちゃらけ浪漫愚勇伝



登場人物
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その1 
スチャラカ勇者奇行
(オールキャラ/
2003.4.8

千石清純
(自称勇者)
 『勇者=女の子にモテモテv』という、どこの世界でも通用しそうな常識を実行すべく勇者になりたい自称勇者。現在より勇者っぽくなるため旅の途中。ちなみに武器は魔剣(室町お手製)。弱いと見せかけ実は持ち前の運動神経・動体視力・狡猾さ・なにより強運を駆使したらかなり強い。そんな意味では『勇者』としての資格はバッチシ。ただし周りがそれを認めないだけで。なお魔道そのものは使えないが、知識は室町のおかげで十分ある。魔具など使いこなせばヘタな魔道士よりよっぽどそれっぽい。
 現在は室町・太一と共に旅をし、その後跡部に惚れ、くっついていっている。
壇太一
(剣士見習い)
 とある村がいきなり襲われて、間一髪で助けてくれたのが後述にあるたまたま立ち寄った亜久津。その姿、というかつまりは格好よさ? まあともかく自分にはないその強さに憧れて自分も剣士になろうとする。その後またもやたまたま訪れた勇者・千石(自称)に会い、もしかしたら一緒に旅したら亜久津に会えるかもしれない、ということで押しかけ女房。
室町十次
(パーフェクト賢者)
 職業どおり賢者―――というか魔道士というかそんな感じ。もちろん持ってる杖は人も何でも容赦なく殴れたり。なお必殺技は『千石さん傀儡召喚』。口八丁手八丁、なんでもかんでも並べまくって千石さんを意のままに操ります。ある意味『最強キャラ』というよりむしろ『裏ボス』。なお傀儡召喚は太一にも有効。
亜久津仁
(伝説の剣士)
 太一の憧れの人。何か有名な、でもってちゃんとそれに見合った実力も備えてるらしい剣士。全国を旅している。以上。




その2 
それでも活躍させたいんだっ!
(不二サエ/
2004.6.6

佐伯虎次郎
(剣士)
 割とごく普通の剣士・・・になりたかった。失敗したのは不二と跡部と知り合ったかららしい。ただし跡部もまた同じ事を思っているところからすると、朱に交わる以前に赤かったようだ。
 剣士としてのレベルは一流。そしてそれと同等に魔道も使える。それも大規模なものや難しいものではなく、剣での戦闘を主体にした、小規模だが通常より発動までの手順を簡略にし、速度を上げた術を。おかげで両方のコンビネーションにより、近距離戦では相当強い。なお剣士のクセして戦闘そのものより生き残り[サバイバル]に重点を置くため、装備は鎧など一切なく普通の上下に暗器(隠し武器)たっぷり。正々堂々さは欠片も持ち合わせていない。
 不二や跡部とは生まれた時からの付き合い。共に同じ学校にて魔道やその他を学び、現在は不二と旅をしている。
不二周助
(魔道士)
 魔道に関しては超一流。おかげで周りから『魔王』の称号をもらうほど。ついでに性格に関しても呼称に充分追随している。
 魔道は出来るが身体を動かしての接近戦は苦手なため(という名目で)、しょっちゅう佐伯に斬り込み隊をやらせている。おかげで常々文句を言われているが、優しい笑顔1発であっさり陥落させている。1で出て来た室町の必殺技を『千石さん傀儡召喚』とするなら不二の得意技は『サエ強制使役』である。・・・・・・つくづくヤな人とパーティを組んだものだ。
 跡部とは魔道の技術交換をしていたりする。2人が協力すると街1つ位は簡単に滅ぼせるらしい。





その3
 摩訶不思議価値観判定のススメ
(せんべ・跡部→佐伯/
2004.9.14

跡部景吾
(戦闘専門家)
 体術にしろ魔道にしろ、あらゆる面において戦闘に特化した『戦闘専門家[スペシャリスト]』。そしてさりげに研究肌の人間。あちこちで日々カッコ良く魔物退治などやっているのは、実験体Getと研究費稼ぎのためだったりするのは・・・・・・知らない方が世のため人のためだろう。
 戦闘専門家などと名乗っている時点で問答無用で能力は高い。特に魔道においては不二と並んで『化物』と称されるほど。主な武器は剣。こちらも佐伯同様、着込んだロングコートの下に何を隠しているかは
TPOに応じてその都度変わる。
 普段特にバラしはしないが、実は軍事大国・氷帝の王子。ただし『軍事大国のトップに立つならそれ相応の実力を身につけること』という家の慣わしにより、現在この状況となっている。ちなみに佐伯と不二はもちろん知っている。さらに国王レベルのお偉いさんだと、名字を聞いただけで気付く。
 初っ端は佐伯・不二と別れて1人旅をしていた(わざわざ理由は記すまでもないだろう)。そして千石と遭遇。付きまとわれ、結局苦労は全く変わらず。時折偶然合流した2人とも仕事をしたり。
千石清純
(自称勇者)
 さて2人と別れた千石。『近隣諸国一の美貌の持ち主』拝見のため立ち寄った国にて運命的な出会いを果たす(意味:関わると命がいくつあっても足りない(誤))。面食いの彼曰く、跡部は件の王女ですら比べるのも失礼なほどの美人さんらしい。なお同じ王女を見ての跡部の感想は、『これなら佐伯の方がまだマシだな』。・・・・・・美化させすぎですか? 2人の事。